結婚式で上映するビデオレターは新郎新婦も思わず感動する素敵な演出のひとつ。大切な人に喜んでもらいたいとの思いで、準備に取りかかる幹事の方も少なくはないはずです。
そこで本日はビデオレターの幹事の方に向けて、ビデオレターを作成する上でのポイントや注意点、またメッセージの例文やアレンジテクニック3選をお届けします。ビデオレター作成時に絶対に知っておきたい情報ばかりをまとめましたので、ぜひ最後までご覧くださいね!
結婚式のビデオレターとは?
結婚式のビデオレターとは、新郎新婦への祝福のメッセージを動画でまとめたもののことを言います。家族や友人、職場の方など、新郎新婦と関係のある人からお祝いのメッセージを動画で集め、1本の動画に編集して、披露宴で上演します。
また、結婚式に直接参列できない方からのサプライズメッセージとして贈られるケースも多く、披露宴会場が笑顔と感動に包まれる演出に。大切な人たちからの祝福の言葉は、新郎新婦にとって一生忘れられない宝物のような思い出になるはずです◎
ビデオレター作成時のポイント
ここでは、結婚式で上映するビデオレターを作成する際のポイントをご紹介します。
①撮影機材にはスマホを使用
出演者自身にメッセージ動画を撮影してもらうビデオレターでは、撮影機材の指定がその後の編集に大きく影響します。幹事の方は撮影機材に誰もが持っているスマホを指定するのが必須。
また、撮影サイズはフルHDもしくはFDを指定しておくことをおすすめします。これらのサイズは高画質でありながら動画が大きすぎないのがポイントに。また動画のサイズを統一しておくことで動画の編集がスムーズに進みます◎
②カメラの向きは横で固定
出演者に動画の撮影を依頼する際は、撮影時のカメラの向きの指定もお忘れなく!撮影時のカメラの向きは横向きで固定に。
と言いますのも多くの結婚式場の会場スクリーンは横向きなので、スマホを縦にして撮影すると上映したときに、その人だけ小さくなってしまうからです。
③外カメラ使用で高画質を維持する
ビデオレターの画質にこだわるのであれば、撮影時はスマホの外カメラの使用が必須。内カメラは自撮りをする際に便利ですが、どうしても画質が落ちてしまいます。
できれば誰かに撮ってもらうのが理想的であるものの、難しい場合は、スマホ用の三脚などを使って撮影することをおすすめします。
④撮影環境にこだわる
結婚式場のスクリーンは少し暗めに映るので、これを考慮して動画はできるだけ昼間、もしくは明るい場所で撮影することをおすすめします。風がなく静かな場所であれば、屋外での撮影も素敵です。
ただし、屋外で撮影をする際は、動画が逆光にならないように注意は必要です。また音楽が流れているお店の中や車通りの多い場所など、雑音が入りやすい場所での撮影は、肝心のメッセージが聞きとりずらくなるので控えましょう◎
⑤服装にも注意が必要に
結婚式で上映するビデオレターの撮影では、出演者の服装にも注意が必要に。かしこまった服装である必要はありませんが、キレイめカジュアルなど、ほどよくきちんと感のある服装が結婚式という場にふさわしいです。
また結婚式で上映することを考慮し、白のワンピースなど花嫁さまと被る服装も控えるのがマナーです。
⑥動画の前後には間を入れる
複数の動画を1本の動画に編集するビデオレターでは、動画の前後に間を入れておくことが大切に。
撮影時はシャッターの音と同時に話し始めるのではなく、ひと呼吸置いてから話し始めます。また、出演者が話し終わったあとも数秒程度間を置いてから停止ボタンを押します。間が長くなりすぎた場合は、編集時にちょうど良い長さにカットすれば問題ありません◎
⑦はっきり大きな声で話す
ビデオレターの動画を撮影する際は、いつもよりも「はっきり大きな声」で話すことを意識しましょう。あまりに声のボリュームが小さいと披露宴会場で流したときに、せっかくのメッセージが聞き取りずらくなるケースもあります。
また出演者とカメラの位置が遠すぎても声が小さく聞こえてしまうことがあるので、撮影時にはカメラとの距離も意識してくださいね!
⑧重ね言葉や忌み言葉に注意
結婚式というおめでたい席で流すビデオレターでは、重ね言葉や忌み言葉にも気を付ける必要があります。この重ね言葉や忌み言葉には普段何気なく使っているような言葉も含まれています。
見返したときに「やってしまった」とならないように、事前に次の記事で重ね言葉や忌み言葉について予習しておくことをおすすめします。
⑨動画の送付方法を指定する
撮影したビデオレターを送るには以下のような方法があります。幹事の方にとって最も便利な方法を検討し、送付方法についても事前に指定しておくことで動画の回収がスムーズに進むはずです。
●データ共有のクラウドサービスを利用
●ファイル転送サービスを活用
ビデオレター撮影時の注意点