冬の七草って知ってる?
春の七草は聞いたことがあっても、
冬の七草(冬至の七草)は、耳にすることが少ないと思います。
冬の七草について詳しく見ていきたいと思います*
冬の七草は、
なんきん(かぼちゃ)、れんこん、にんじん、
ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)
この冬の七草は、「ん」が2つある食べ物なので、
運をたくさん取り込む「運盛りの野菜」といわれています。
夏の旬のかぼちゃを冬至に食べる風習は?
かぼちゃが長期保存ができ、
保存中の栄養価の損失が少ないのが特徴です。
また、今でこそハウス栽培や野菜の冷蔵・冷凍技術が進んでいますが、
昔は現代と違って野菜を1年中食べることは難しい時代でした。
そのため、ビタミンなどの多くの栄養を含むかぼちゃを、
野菜の不足する冬の時期に食べることで、
厳しい冬を元気に乗り切ろうという
江戸時代の人たちの「冬至の日」への想いが込められています。
冬に不足しがちな栄養を補う事ができ、
冷え性や貧血の予防、体力の回復が望めます。
また、最近では、がんのリスク低下まで
期待できるという研究もあるようです*
体の芯から冷えるくらい寒く、
空気の乾燥する冬にはぴったりの食べ物で、
「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」
という言い伝えは、現代の栄養学からも証明できるのです。
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