お墓へのお参り時の服装
初盆や三回忌などの法要とは違い、親族が集まったり、
僧侶を呼んで読経供養を行うこともない家がほとんどなので、
カジュアルな服装でお墓参りに行く家が多いでしょう。
ただその年や家によっては、喪服や平服(へいふく)での
参加が必要なケースもあります。
迷った場合は、白、黒、紺、ベージュなどの落ち着いた色で、
シンプルな服を選べば無難です。
お墓参りの目的や自分の立場を目安にして、臨機応変に考えましょう。
ただし、気を配りたい点として、以下の3つをご紹介します。
派手な柄や色味は避ける
原色系の色や総柄など、色や柄が目立ちすぎる服装は
控えるのがマナーです。
お墓参りは落ち着いた気持ちで
ご先祖様と向き合いたいものです。
したがって、派手な柄や色味は避けるのが無難です。
毛皮や革製品
革製品、動物柄、ファー(毛皮)のついたものは、
殺生をイメージさせるためお墓参りの服装としてふさわしくありません。
フェイクファーであっても、周囲からは
本物のファーに見えるかもしれないので、避けましょう。
服だけでなくベルトやバッグなどの小物にも配慮が必要です。
肌の露出を控える
夏場は特に薄着になりやすいです。
しかし、キャミソールやタンクトップ1枚にショートパンツといった、
肌の露出が多すぎる服装は好ましくありません。
半袖のシャツにする、お参りのときだけ薄手のカーディガンを羽織る
といった工夫がおすすめです。
お墓参りには何を持って行く?