数珠
数珠は、仏教では大切な法具です。
仏教徒であれば、お墓参りの際は、
数珠を持参されることをお勧めします。
本式の数珠は宗旨・宗派によって形や球数が異なり、
扱い方も違いますが、基本的にはご自身の持たれている
数珠を使って問題ありません。
各宗派で使用できる片手念珠(略式数珠)があると便利です。
数珠は、墓参りだけでなく、
仏教での法要の時には必要な物となります。
また、持っているだけで魔除けとなりますので、
日頃から持ち歩くと良いとされています。
お持ちでない場合は、お墓参りを機会に、
準備されるのも良いでしょう。
仏教徒のシンボルといわれており、
ご先祖さまへの功徳を何倍にもする力があるとされています。
それゆえ数珠を持ってお参りすることで、
ご先祖さまへのよりよい供養ができるとされています。
ろうそく
持参するロウソクに決まりはありませんが、
地域によっては命日や新盆は白ロウソクが良いと
されているところもあるようですが、あまりこだわらないようでしたら、
絵柄ののあるロウソクでお参りしても良いでしょう。
お供え物と下にしく半紙など
お供えする物として、果物や饅頭や羊羹などの生菓子、
紋菓子や落雁などが一般的でしたが、
現在は、故人の好物や季節の果物、普段のご飯または
お供え用に売っているお菓子などを持参することが多いようです。
お供えした食べ物や飲み物は、
帰る時には必ず持ち帰りましょう。
そのまま放置することで、鳥や小動物が食べ散らかして、
お墓やお墓の周りが汚れてしまいます。
お供え物は墓石の上にじかに置かず、
半紙などの紙の上に置くことが一般的です。
また、霊園によっては、お墓参りのお供え物は
お参りの後に持ち帰るよう定められているところもあります。
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