氏名・住所変更が必要なものとその手続きを解説
結婚後、氏名や住所が変更になる場合は速やかに変更手続きを行いましょう。氏名や住所が異なると、本人確認ができず新しい手続きや契約を行うことができません。ここでは、氏名手続きが必要な手続きについて解説します。
マイナンバーカード
マイナンバーカードは、氏名または住所の変更から14日以内に変更手続きを行いましょう。各市町村の窓口にマイナンバーカードと本人確認書類を持参し、手続きを行います。
マイナンバーカードは顔写真付きの本人確認書類のため、さまざまな変更手続きで利用可能。そのため、早めに変更手続きを行うのがおすすめです。
手続きを行う場所:各市町村の窓口
持ち物:マイナンバーカード、本人確認用書類
運転免許証
運転免許証を持っている場合は、氏名または住所の変更から14日以内に変更手続きを行いましょう。管轄エリアの警察署または運転免許試験場に運転免許証と新住所の証明書を持参し、手続きを行います。
日頃から運転をする方は、早めに変更手続きを行いましょう。また、住民票に併記されている人であれば代理で申請することも可能です。
手続きを行う場所:管轄の警察署
持ち物:運転免許証、新住所の証明書
銀行口座・クレジットカードの名義変更方法
銀行口座やクレジットカードを持っている場合は、なるべく早く変更手続きを行いましょう。銀行口座は契約した支店で、クレジットカードはWebで申請後手続きを行います。
銀行口座の名義変更をする場合は通帳やキャッシュカード、本人確認書類、印鑑を持参しましょう。クレジットカードの名義変更は、Web完結するものもあり便利です。
手続きを行う場所:銀行窓口、Web
持ち物:通帳やキャッシュカード、本人確認書類、印鑑
健康保険・年金
健康保険や年金も早めに変更手続きを行う必要があります。国民健康保険や国民年金に加入している場合は各市町村の窓口、組合健保または協会けんぽに加入している場合は勤めている会社の総務・人事部で手続きを行います。
また、結婚に伴って会社を退職する場合は、国民健康保険に加入するか配偶者の扶養に入る必要があるので、注意しましょう。
手続きを行う場所:各市町村の窓口または勤めている会社の総務・人事部
持ち物:保険証、年金手帳、本人確認書類、マイナンバー確認書類、印鑑
パスポート・航空券予約
パスポートを持っている場合は、なるべく早く変更手続きを行いましょう。また、新婚旅行などで航空券をすでに予約している場合も変更手続きを行うのがおすすめです。
場合によっては旧姓のままでも利用できますが、パスポートの紛失や航空券の変更などのトラブルに対応しやすくするためにも、早めに変更しておくと良いでしょう。
手続きを行う場所:パスポートセンター
持ち物:一般旅券発給申請書、戸籍謄本、有効なパスポート、住民票の写し、写真
携帯電話・インターネット契約
携帯電話やインターネット契約の変更も忘れずに行いましょう。場合によってはWebから変更ができることもあるので、事前に手続き方法を確認しておくとスムーズです。
また、配偶者と同じキャリアを利用している場合、変更手続きによって家族割引が適用されるケースもあります。
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