交際後は同棲スタート
付き合い始めて間もなく、
お互いに忙しいこともあり二人は同棲を開始。
念願叶って井上さんの家事ができることになったのですが、
ラブラブな同棲生活とはいかなかったそう。
「同棲は、康生さんと二人ではなくて、
彼のお父さんと付き人の方と4人で暮らしてました。
康生さんが、お父さんに一緒に住んでほしいってお願いしたんです。
アテネを終えて北京五輪に向けての4年間、
近くにいて自分を見てほしいと。
小さな頃から親子で頑張ってきて、
お母さんも早くに他界されているから、
康生さんとお父さんの絆はすごく強い。
何よりも目指している目標がすごいじゃないですか。
拒否感や疑問など ないぐらい、素直に賛成しました。
私にも、結婚して柔道部の寮母になる
という大きな目標がありましたから!」
芸能活動をしながらの集団生活。
井上さんは増量中で、
彼のお父さまは糖尿病ということもあり、
食事には気を遣っていたそう。
日本オリンピック委員会の栄養士の方を紹介してもらい、
少しずつ勉強していったそう。
3年の同棲期間に、すっかりアスリートを支える存在に
成長していた東原さんですが、当時まだ23歳。
芸能界という華々しい世界で、
出会いの可能性もまだあったかもしれない。
どうしてそんなに結婚したかったのか、
という問いに東原さんは、
「男子柔道は男の世界。“恋人”って何だか中途半端で、
気軽に試合とか観に行ける感じではなかったんです。
私にとっての一番のご褒美は康生さんの試合を観ること。
妻として、堂々と応援したかったんです」
そんあ東原さんと康生さんが入籍したのは、
北京五輪の代表を決める大会の2カ月前。
そんな重要な大会の前に入籍を決めたのは
〝この大会が最後になるかもしれないから、
しっかりと見届けてほしい〟
そんな康生さんの気持ちがあったからなんですって。
結婚式はなんと3回!♡