環境への影響
空に風船を飛ばず演出であるバルーンリリース。飛ばしたあとの風船は、誰かが回収しに行くわけではないので、その後どうなるのか気になる方も少なくはないはずです。
一般的には環境に優しいと言われているゴム風船。ですが、最近では残念ながら「あまり環境に優しい演出ではない」と言われています。実際に欧米ではバルーンリリースは「環境に影響が出る」という見解が常識になりつつあります。
ゴム風船が分解までの時間がかかる
一般的にゴム風船の劣化には約半年、海水で分解されるには約一年程度かかると言われています。そのため、分解されるまでに野生生物が餌と間違えて飲み込み、死亡するケースも見受けられます。特に絶滅危惧種でもあるウミガメへの被害が急増しています。
自然や動物を守るという観点で見ると、今後はアメリカやイギリスなどと同様に、日本の結婚式でもバルンリリースに規制をかける方向で検討が進む可能性もあります。
バルーンリリースのガイドライン
環境保護や動物保護の観点から近年ではバルーンリリースの実施そのものを禁止する方向で検討を進める国も増えてきました。そのような中で日本国内ではバルーンリリースに対してどのような動きがあるのでしょうか?心配ですよね。
現在、日本ではバルーンリリースを禁止にするような動きはありません。しかし、一般社団法人日本バルーン協会では、JBAガイドラインにバルーンリリースのガイドラインを制定しています。このなかには、バルーンリリースに関するさまざまな決まりが書かれておりますので、気になる方は一度目を通してみてくださいね。
ゲスト全員で楽しむバルーンリリース