基礎体温から分かること

妊娠を望む女性が一番気になることと言えば、ご自身の「妊娠しやすいタイミング」では?妊娠をする上で、自分が妊娠しやすい日を正しく把握することはとっても大切。
ここでは、妊娠しやすいタイミングをはじめ、基礎体温から分かることを解説します◎
01:妊娠しやすいタイミングとは?
ご自身の妊娠しやすいタイミングを知るためには、排卵時期を知ることが大切に。基礎体温グラフでは、低温期の終わり頃、急激に体温が下がった日から数えて2~3日目に排卵が起こると言われています。
この排卵日のタイミングは個人差があるため、基礎体温で把握するのが最も確実な方法です。しかし、女性の身体は非常に敏感で、ストレスなどで排卵日が多少前後する可能性もあります。より精度を上げるのであれば基礎体温グラフからおおよその排卵日を予測した上で、排卵検査薬を使用して排卵日を特定するのがおすすめです◎
02:基礎体温で妊娠が分かる!?
通常高温期は2週間程度で終わり、生理がきます。しかし、妊娠すると女性の身体は妊娠状態を継続するために女性ホルモンを大量に分泌するため、高温期が続きます。
排卵日から2週間経過しても生理が起こらず、高温期が21日以上続くようであれば、妊娠している可能性があります。まずは市販の妊娠検査薬でセルフチェックをしてみましょう!
03:基礎体温グラフが不安定な場合は要注意
基礎体温グラフを見た時に、グラフが不安定な場合は要注意。特に基礎体温のグラフがガタガタで二層にならない場合、無排卵月経の可能性があります。
この場合、そもそも排卵をしていない状態になるため、何度パートナーとタイミングを取っても妊娠が望めません。自分でも気がつかない内に婦人科系の病気を発症している可能性も。基礎体温のグラフがあまりに不安定な場合は、一度病院への受診をおすすめします。
高温期と風邪の見極め方

妊娠時の高温期は37℃くらいの微熱になることもあります。また妊娠初期症状と呼ばれる症状の中には風邪の症状と似たような症状も多く、判断に迷うこともあるでしょう。
もし、高温期が続いている時に、妊娠か風邪か分からない症状が出た際はかかりつけ医にかかるのがベスト。市販薬の中には胎児に影響がある成分を含む薬もありますので、自己判断せずに病院を受診しましょう◎
基礎体温計の選び方