【メリット】③対立や衝突が起こりにくい
一緒にいる時間が長くなると、夫婦であっても友人であっても、
どうしても衝突やケンカが増えてしまいますよね。
特に夫婦が一緒に暮らし始めると、家事のやり方や分担などをめぐって対立し、
互いにストレスをためてしまうこともあります。
また、おふたりの生活習慣や生活スタイルが異なる場合も、
衝突が起こりやすいですよね。
食器を洗うタイミング、洗濯のやり方、畳み方など、
ちょっとした家事や生活習慣の違いから、イライラしてしまったり、
お互いにストレスをためてしまうことも少なくありません。
お互いに仕事をしていたら、家事の割合や生活費をどうするかなど、
事前にすり合わせたり、話し合わないといけないポイントでもあります。
しかし、別居婚で別々の生活を送っていれば、お互いに自分のことは自分でやり、
相手の生活ぶりに振り回されずに過ごすことができます。
別居婚で居住スペースが別れていて、一緒にいる時間が少なくなれば、
その分ケンカやストレスを減らすこともできますよね。
また、ケンカになったときも、一旦離れることによって
お互いに冷静になる時間も作ることができます。
【メリット】④趣味や仕事に没頭しやすい
仕事に没頭したくても、夫婦共働きであれば家事の分担もあります。
別居婚であれば帰宅時間を気にせずにすみますので、
思う存分仕事に打ち込むことも可能です。
自分だけの時間として、好きなときに好きなだけ趣味も没頭することができます。
一緒に住んでいなければ、パートナーに自分の趣味をとやかく言われることもありません。
別居婚といっても既婚であるため、社会的な信頼度は高いまま、
自由を手に入れられます。
◼️別居婚のデメリット
浮気の可能性が高まる
最初は「不倫なんて絶対にしない」と思っていても、
別々に生活しているうちに夫婦間の絆が薄れ、
別の人に愛情が移ってしまうこともあります。
別居婚は同居よりも相手の行動を把握しづらく、
他の異性が入り込む隙も多いということが言えます。
また寂しさから浮気に走ってしまいやすいようです。
「浮気はそれぞれの自由」と堂々と言えるほど、精神的に自立したカップルならば
話は別ですが、相手の秘密が気になるなら、お互いの合鍵を持ち、
状況を常にオープンにしておくのも、ひとつの手ですよ。
お互いの信頼関係が大切になってきますね。
【デメリット】①生活費がかさむ
結婚して一緒に住めば、家賃・光熱費など生活費が1ヶ所分で済みますよね。
しかし、夫婦が別々に生活するということは、単純計算で生活費や水道光熱費などの
各種料金が2倍になるということでもあります。
そのため、金銭面の負担が大きくなり、夫婦合わせての収入次第では、
別居婚は難しいかもしれません。
経済的な問題を重視するのであれば、同居婚のほうがいいかもしれませんね。
お互いに十分な収入がある場合を除き、生活費の増加は
別居婚の深刻なデメリットといえそうです。
【デメリット】②子どもができたときに悩むこともある
おふたりの時とは違って納得済みの別居婚であっても、
子どもができると状況が変わる場合もあります。
育児の負担が片方にのしかかるという心配や、
両親が家にいないことを子どもが疑問に思ったり、
寂しく思ったりするかもしれません。
それでも、子どもができても別居婚をうまく続けている夫婦もいます。
子どもができた場合は、別居婚のあり方について再度話し合って、
お互いが納得できる形を選ぶといいと思います。
理解できる年齢の子どもであれば問題ないのですが、幼い子供は特に
「いつも両親と一緒がいい」と感じやすいものですよね。
夫婦間だけではなく、子供の意思も尊重するようにしましょう。
周囲の人々からの理解を得られにくい