親友に結婚祝いのプレゼントを贈る時に気をつけたいマナー
気心知れた仲とはいえ、「親しき中にも礼儀あり」を忘れてはなりません。
結婚は人生でも特別なお祝い事であり、冠婚葬祭の正式行事であるため
さまざまな伝統的マナーがあります。
細かく見ていきたいと思います!
結婚祝いは招待状を受け取ってから贈りましょう
親友なら相手から「結婚することになったよ!」と
報告を受けることもあるでしょうが、
結婚することが決まった時点でお祝いを贈るのは避けましょう。
一方、結婚式をしないとわかっている場合は、結婚の報告を受けた後、
一ヶ月以内を目安にお祝いを贈るのが一般的なマナーです。
結婚祝いは、招待状が来て、結婚式の2か月前を目安に贈るようにしましょう。
遅くても式の10日前までに贈り、
結婚式の準備や新生活の妨げにならないように注意します。
贈る日は「六曜(ろくよう)」を参考に縁起のよい日を選びましょう。
時間帯は11時〜13時を避けた午前中指定にしましょう。
結婚式が行われる場合は、挙式当日に
手荷物になる品物を手渡すのは避けるのがマナーです。
また、新婚旅行など友人の都合を優先しながら、
できるだけ縁起のよい日に贈るようにしましょう。
留守にすることが予想される場合は、
スケジュールを確認して配送の手続きを行っておくと
親友夫婦に気を使わせることもないでしょう。
プレゼントを結婚式よりも前に渡せなかった場合は、
式後ひと月以内を目安に贈りましょう。
現金を贈る場合は極力手渡しする
結婚祝いは相手の自宅を訪問し、直接手渡すのが正式なマナーです。
特に現金の場合はそのまま郵送すると気持ちが伝わりにくく、
味気ない贈りものになってしまいかねません。
相手と都合が合わず会う機会が作れない場合や、
遠方で直接渡すのが難しいときは現金書留で郵送します。
現金は祝儀袋に入れ、お祝いの気持ちを書いた手紙を添えましょう。
結び切りの「のし」を付ける
相手が気心知れた親友だとしても、ここはしっかりお祝いの気持ちを表すため、
お祝いの品にはのし紙をかけて贈りましょう。
のし紙をつけることで相手を敬う丁寧な気持ちが表現でき、
お祝いの意味合いを明確にできます。
水引は金銀もしくは紅白で「結び切り」を用います。
蝶結びは「ほどける」「繰り返し結べる」ことから
結婚祝いでは避けたほうが無難です。
水引の本数は10本か7本にします。
親友に喜ばれるプレゼント選びのポイント