夫婦の在宅避難に必要な防災グッズと備蓄量
出典:photoAC
在宅避難のためには、最低3日分、できれば1週間分の備えをしておくと安心です。
夫婦2人分の具体的な備蓄量(例)を紹介します。
水(1人1日3リットルが目安)
最低限(3日分):3リットル × 2人 × 3日 = 18リットル
理想(1週間分):3リットル × 2人 × 7日 = 42リットル
ペットボトルのミネラルウォーターをケース買いしておくと便利です。
また、ウォータータンクも準備しておくと給水所で水を持ち帰る際に役立ちます。
食料(加熱せずに食べられるものを中心に)

☑︎主食:レトルトご飯、アルファ米、乾パン、クラッカー
☑︎おかず:缶詰(魚・肉・野菜)、レトルト食品(カレー・おでんなど)
☑︎即席食品:インスタントラーメン、カップスープ
☑︎栄養補助:シリアルバー、ナッツ、チョコレート
最低3日分、理想は1週間分を確保し、賞味期限を定期的に確認しましょう。
トイレ(1人1日5回 × 7日分が目安)
☑︎最低限(3日分):5回 × 2人 × 3日 = 30回分
☑︎理想(1週間分):5回 × 2人 × 7日 = 70回分
停電や断水時には水洗トイレが使えなくなるため、携帯トイレを準備しておくことが重要です。
防臭機能付きのものを選ぶと、臭いの心配が少なくなります。
衛生用品
☑︎ウェットティッシュ、アルコール消毒液
☑︎ドライシャンプー
☑︎マスク(ホコリや感染症対策)
☑︎ゴミ袋(トイレ用、防臭袋としても活用)
☑︎生理用品(必要な場合)
生活必需品(停電・断水対策)
☑︎懐中電灯・ランタン(電池式またはソーラー充電式)
☑︎モバイルバッテリー(スマートフォン充電用)
☑︎カセットコンロとガスボンベ(3本以上)
☑︎簡易寝袋・毛布(冬場の寒さ対策)
☑︎軍手・作業用手袋(ガラスの破片などを片付ける際に必要)
必要な薬・救急用品
☑︎持病の薬(1週間分以上)
☑︎常備薬(胃薬、痛み止め、風邪薬など)
☑︎絆創膏、消毒液、包帯
☑︎体温計
最後に、夫婦で防災について考えよう