ご祝儀を渡す時のマナーと注意点

ご祝儀は、ふくさに包んで持参し、受付で渡すのがマナーです。なお、ご祝儀をふくさに包まず、そのまま持参するのは失礼にあたるため、ふくさがない場合は、ハンカチで代用しましょう。
01:受付で一礼し、お祝いの言葉を伝える
02:ふくさを開き、ご祝儀袋を取り出す
03:袋の表書きが受付の方の正面に来るように、時計回りに回転させる
04:両手で丁寧に渡す
05:手渡しをしたあと、ふくさをかえしてもらう
ご祝儀袋は渡す直前までふくさに入れておくのがマナーです。またご祝儀袋を受付の方に渡す際は、「心ばかりのお祝いですが、お納めください」など、一言添えるとより丁寧な印象を与えます。
ご祝儀袋の選び方と書き方
ご祝儀袋は、包む金額に応じたものを選ぶことが重要です。3万円なら水引が印刷された簡易なもの、5万円以上なら華やかな飾り付きのものが適しています。
また、表書きには「寿」や「御結婚御祝」と記し、名前はフルネームで楷書体を用いて書きましょう。中袋にも金額と自分の名前を記入し、間違いがないようにするのがマナーです。
お札の入れ方に関するマナーとは?
ご祝儀に入れるお札は、新札を用意するのが基本です。新札には「事前に準備していた」という意味があり、新郎新婦への敬意を表します。
また、お札の向きにも注意が必要です。肖像画が表面にくるように揃え、封筒を開けたときに上向きになるように入れましょう。折り目のついたお札や汚れた紙幣は避けるのがマナーです。
ご祝儀が相場よりも少ない場合や多い場合はどうする?