結婚式は大切な人の門出を祝うおめでたい場ですから、できる限り出席したいと思うのが本音でしょう。しかし、実際には、関係性の深さや経済的な理由、ご自身の状況などから「出席が難しい」と感じるケースもあるはずです。
そこで本日は結婚式を欠席せざるを得ないときに、新郎新婦の気持ちに配慮しながら上手に断る方法についてご紹介します。
結婚式は欠席してもいいの?

結婚式に招待されたとき、本来であればできるだけ出席したいものですが、さまざまな事情で参加が難しい場合も。実際、結婚式への出欠は招待された側の自由であり、欠席すること自体はマナー違反ではありません。
ただし、どのような理由であれ欠席を選ぶ場合は、新郎新婦への配慮が必要に。お祝いの気持ちを忘れずに、相手に失礼がない対応を心掛けましょう。配慮やマナーに欠けた対応をしてしまうと、その後の関係に大きな影響を与えてしまう可能性があります。
結婚式を断る理由とその伝え方

結婚式を欠席する理由は人それぞれです。同じようなケースでも、背景や事情は一人ひとり異なります。そこで今回は、よくある結婚式の欠席理由についてご紹介します。
併せて、結婚式の断り方に関する基本的なマナーについてもお伝えするので、結婚式の断り方に悩んでいる人はぜひご覧ください◎
結婚式を断る理由とは?
結婚式を欠席にする理由は多岐にわたります。代表的な理由としては、次のようなケースが挙げられます。
●仕事や旅行など、すでに予定が入っている
●妊娠中や体調不良などで出席が難しい
●経済的に余裕がない
●新郎新婦との付き合いが浅い(あるいは疎遠)
●招待客の中に会いたくない人がいる
●大人数の集まりが苦手
●気分的に結婚を祝う心境ではない
このように結婚式を「欠席したい」と思う理由は人それぞれですが、新郎新婦に断りの連絡をする際には注意が必要です。
正直な理由をそのまま伝えてしまうと、相手に不快感を与えたり、悲しませてしまうこともあるので、伝え方には十分気を付けましょう◎
結婚式の断り方に関する基本のマナー

結婚式の断り方は、招待状を受け取る前と後とで異なります。どちらの場合も、まずは新郎新婦へのお祝い言葉と招待してくれたことへの感謝の気持ちを伝えることが大切に。その上で失礼にならないように配慮をしながら欠席の意向を伝えるようにしましょう。
招待状を受け取る前
結婚式の出席について事前に打診された場合は、すぐに断らず「予定を確認して改めて連絡します」など、一度保留にするのがマナーです。
あまりに即答で断ると「そんなに出席したくないのかな?」と新郎新婦に誤解を与えることもあります。どうしても出席できない場合は、少し日を置いてから理由を添えて、丁寧に断ることで新郎新婦への配慮が伝わります。
招待状を受け取った後
招待状が届いたあとに欠席を伝える場合は、返信ハガキで欠席の旨を記入し、あわせてLINEや電話でも連絡を入れると丁寧な印象を与えます。
結婚式招待状の返信マナーについては、以下の記事をご覧いただければと思います。この記事を読めば、返信ハガキを欠席で返信する際のマナーも分かります◎
結婚式を断る際の具体的な方法