結婚式を断る際の具体的な方法

一般的に結婚式などのお祝いの席を欠席する際は、相手への配慮から理由をストレートに伝えないのがマナーです。ただし、以下のように「前向きな事情」である場合は、正直に理由を伝えても失礼にはあたりません◎
●妊娠・出産・子育てによる欠席
ここでは、ストレートに理由を伝えてもいいケースとそうでないケースとに分けて、結婚式を断る際の具体的な方法をご紹介します。
仕事や妊娠・出産・育児などの場合

●妊娠・出産・育児
●年に1度の資格試験
●身内の結婚式や入学式・卒業式等
冒頭でもお伝えした通り、仕事や妊娠・出産・育児といった理由で結婚式を欠席する場合は、正直に理由を伝えてもマナー違反にはなりません。
ただし、例え正式な理由であっても「どうしても都合が付かない」と心からお詫びをすることが大切に。その上でご祝儀やお祝いを別の機会に渡すなど、祝福の気持ちを伝えると喜ばれます。
経済的な事情や人間関係などの場合

●経済的な事情
●新郎新婦との付き合いが浅い
●結婚式に苦手な人が列席する等
理由を伝えることで、新郎新婦を心配にさせたり、かえって気を遣わせてしまいそうな理由であれば「やむをえない事情があり」などと本当の理由は伏せて欠席の連絡を入れるのがマナーです。
また親族以外の結婚式を理由に欠席する場合も、理由を正直に伝えるのではなく「先約があり」など、理由を濁すことをおすすめします。こちらも同様に後日ご祝儀やお祝いを贈るなど、祝福の気持ちを伝えることで、これからも良好な関係を築けるはずです。
電話での断り方のポイント

結婚式の招待を電話で断る場合、声のトーンと言葉選びに注意が必要です。新郎新婦に電話が繋がったら、まずはお祝いの気持ちを伝え、続いて結婚式に招待してくれたことに対する感謝の気持ちを述べます。
その上で、結婚式に列席できない理由を簡潔に伝えます。最後に欠席に対するお詫びと後日別の形でお祝いをしたい旨を伝えます。心配な場合は、先に伝えたいことを書き出した上で電話をするとスムーズに話しができるはずです。
メールでの断り方と例文

結婚式の招待をメールで断る際は、メールを送る時間帯とメールの文章に気を付ける必要があります。
対面や電話と比べると、どうしても気持ちが伝わりずらいメールだからこそ、一層丁寧さが求められます。ここでは、失礼にならない断り方の例文をご紹介します。
このたびは結婚式にお招きいただき、誠にありがとうございます。結婚式への参列を楽しみにしていたのですが、やむをえない事情により欠席させていただきます。お二人の晴れの席に伺えず残念です。お二人の末永いお幸せをお祈り申し上げます。
◯◯
こちらの文章を基本に、新郎新婦との関係を踏まえてアレンジしてみてくださいね。たとえば、後日お祝いしたいという気持ちがあるのであれば「後日別の形でお祝いをさせてください。」「祝電を送りたいので送り先を教えてください」などの文章を足すのもおすすめです。
やむをえない事情で結婚式は欠席するものの「お祝いの気持ちを形にしたい」という方には祝電がおすすめです。祝電の送り方やメッセージを書く際のルール&マナーについては、ぜひ以下の記事を参考にしてくださいね!
結婚式を断る際の注意点