家事分担をうまくやっていくためのポイント
家事の作業を分担していくうえで、どんなことに注意していけばよいのでしょうか。
仕事の頻度や働き方によっても、担当しやすい作業と難しい作業に分かれるはず。
家事分担をうまくやっていくためのポイントをいくつかご紹介します!
家庭内の家事を「見える化」する
家事分担について不満がある場合は、まず家庭内の家事を
「見える化」することが大切です。
どんな家事が必要なのか、表でも箇条書きでも良いので
細かく書き出してみると良いでしょう。
そうすると、今まで自分が認識していなかった仕事があることに気づきます。
そこに頻度と時間を明記すれば、その家事がどれくらい大変か分かりますよね。
こうしてまずはタスクを洗い出し、今そのタスクを誰がしているのか、
明確にすることが大事です。
協力してほしいこと、分担したいことを話し合う
家事をリスト化し現状を把握したうえで、協力してほしいことや
分担したいことをきちんと話し合いましょう。
一方的にお願いしたり命令したりするのではなく、
お互いが納得して家事に取り組めるよう、
ゆっくり話し合う時間をつくることがポイントです◎
どんな家事が得意か、またこの家事は協力してほしい、など、
それぞれの希望も伝えながら、家事のリスト化に含んでいくと良いと思います。
また、定期的に話し合い、分担について振り返るようにしましょう。
実際に家事に取り組んでみることで、
初めて課題が浮かび上がってくることもあります。
家事をやってくれたら感謝をする
家事は夫婦がお互いに主体的に関わって行っていくものです。
どちらかが担当するとしても、「やって当たり前のもの」ではありません。
家事をお願いする場合は、常に相手に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
感謝されることで、家事を続けていくモチベーションも高まります。
相手に家事を任せきる覚悟も必要
相手の家事のやり方に口を出さないことも大切です。
口を挟んだり文句を言ったりしてしまうと、相手はやる気を失ってしまいます。
相手が家事をやりたくなくなってしまうと、分担もうまくいきません。
相手に家事を任せるときは、全権を委譲するつもりでいたほうが円満になります。
どうしても相手の家事のやり方が気になる場合は、
家事が終わったあとに丁寧に説明するなど、
相手の気持ちに配慮することが大切です。
まとめ
家事の分担については、一方的に押し付け合うのではなく、
日々変わる相手の体調や状況を見ながら、夫婦がお互いに思いやりを持って
助け合うことが何よりも大切です。
困ったときはお互いさまという共通認識のもと、
日ごろから家事・育児の分担について夫婦で気軽に話し合えるようにしましょう◎