お礼状の書き方
出産祝いには必ずお礼状も付けて贈りましょう。お礼状の書き方やルールをきちんと確認した上で書き始めましょう。
①お礼状の構成内容
お礼状の文章の構成は(1)いただいた品物への感謝(2)赤ちゃんの名前(読み方)、性別、名前の由来など(3)母子の様子(4)今後のお付き合いや指導のお願い、相手の健康を気遣う言葉などで締めくくります。内容は受け取る相手の気持ちや状況に配慮し、「お返し」という言葉は避けましょう。「もらったから返す」という義務的なニュアンスが強くなってしまいかねません。また、定型文を使うことも問題はありませんが、相手の状況を考えながら文章をしたためることで、より感謝の気持ちを表すことができるので、可能であれば贈る相手を考えながら文章をカスタマイズしてみましょう。
②お礼状を出すタイミング
お礼状を出すタイミングはお祝いをいただいてから3日以内とし、その間に送りましょう。産後の状況ですぐにお礼状を用意できない場合はメールで感謝を伝えることもできますが、目上の方など、メールでのお礼をすることによくない印象を持つ方もいるので、メールを送るかどうかは慎重に判断しましょう。出産祝いをいただいたらすぐにお礼ができるように、出産前に便箋などを用意しておくことをおすすめします。
③お礼状の便箋と封筒
お礼状は白い便箋に黒かブルーのインクで書きます。封筒は白の無地を用いて、差出人は夫婦連名にしましょう。封は糊付けで、封じ目に記す字は「〆」「締」「封」と書きましょう。 上記が基本的な便箋と封筒の選び方や書き方ですが、相手との関係性次第では、赤ちゃんの写真入りカードにお礼を書いて送る、などの対応をしてもよいでしょう。相手に対して失礼ではないか、相手にちゃんと喜んでもらえるか、の観点を忘れずにお礼状は用意しましょう。