こんにちは!ご当地花嫁ライターのcocoaと申します♡
挙式にはキリスト教式・人前式・神前式と3つの異なるスタイルがあります。皆さんの中にはもしかすると、チャペルでの結婚式しかイメージが湧かない!という人もいるかもしれませんね♪今回のテーマは「福岡の縁結びで有名な竈門(かまど)神社での結婚式です。神前式の魅力と合わせて、竈門神社で挙げる素敵な結婚式をご紹介しますね♡
竈門神社とは?
福岡で有名な神社と言えば、必ず名前が挙がるのが「太宰府天満宮」です。学問の神様が祀られる、歴史ある太宰府天満宮は、多くの参拝客で賑わっています。海外からの観光客が訪れる場所でもあり、福岡の中でも太宰府天満宮は外せない観光スポットのひとつと言える人気の場所。この近くにあるのが竈門神社です。竈門神社は福岡では数少ない「縁結びで有名な神社」として知られています。
アクセスは?
竈門(かまど)神社のある場所は太宰府天満宮から歩いて30分、バスで10分の距離にある神社。太宰府天満宮から運動がてら歩いて参拝に行く人も多くいます。しかもバスで行く場合にはなんと100円バスで楽にアクセスすることができるため、非常に便利です♪
竈門神社の歴史
竈門神社は古くから、「縁結び」、「方除け」、「厄除」の神様として信仰されています。この由来について簡単にふれておきましょう。
竈門神社は、主祭神に玉依姫命(たまよりひめのみこと)をお祀りしていることから、魂(玉)と魂を引き寄せる・引き合わせる(依)という御神徳を慕われ、古くから「縁結びの神」として広く信仰されてきました。「縁結び」とは、男女の「良縁」をはじめ、家族、友人、仕事、自然などとの良いご縁を結んでいただける神様として広く親しまれています。
また古くは、大宰府政庁の鬼門除けとして、また、大陸へ渡る人々がこれから進む航海(道)の安全と事業の成功を祈願したことから「方除け」、「厄除」の信仰も篤く、現代においても、新たな生活をはじめる方や、人生の節目を迎えた方々などが参拝に訪れ真摯な祈りが捧げられています。
※竈門神社の公式webサイトより引用
竈門神社の人気の秘密はそのスタイリッシュな「お守り授与所」にある
神社でお守りやお札を購入する場所のことを「授与所」といいますが、竈門神社の授与所はとってもオシャレ!もうそれは行ってみてビックリするくらいモダンでスタイリッシュな場所なのです。私も初めに行ったときには驚きました。「こんなオシャレな神社初めて!」とウキウキしましたね♪
見ていただくと分かる通り、一般的な授与所とはまったく違うデザインです。実はこれ、世界的に有名なデザイナーがそのデザインを手がけ、2012年にできてまだ歴史の浅い授与所なのです。コンセプトは「100年後のスタンダード」。100年後には全ての神社が当たり前にこのような素敵でオシャレな授与所を構えているであろう、というイメージで作られています。
ちなみに、ここで詳しい紹介は割愛しますが、お守りのデザインもそれぞれとてもオシャレでキュート♡お土産としてもとても喜ばれます。行かれる際にはぜひゆっくり見てみてください♪
竈門神社で挙げる結婚式
そんな素敵な竈門神社ですが、やはり縁結びの神社というだけのことあって、神前式の舞台にもよく選ばれています。それほど大きな神社ではありませんが、緑豊かな高台にひっそりとたたずむ竈門神社でおこなう神前式は、心が洗われるような神聖な気持ちにしてくれます。
ここからは少し、竈門神社でおこなう結婚式のお写真を紹介させていただきましょう。
緑豊かな竈門神社には撮影スポットもたくさん♪静かな境内の中で自然に囲まれた撮影を思う存分楽しみましょう。
どこをとっても絵になる敷地内、和装に身を包んだ新郎新婦の美しさを引き立たせてくれますね。
白無垢と紋付き袴での結婚式には、ウェディングドレスとタキシードとはまったく違う別の良さがあります。日本人だからこそ叶う日本の伝統を重んじる神前式、素敵な神社の背景と相まって、とても素敵ですね♡
いかがですか?すごく素敵ですよね♪神社でおこなう神前式はどれも変わらないと思っていた方も多いのではないでしょうか。一般的な神社に比べても、どことなく全てにおいてオシャレなイメージがある竈門神社での神前式。せっかくなら他の人たちに差をつけたい!と思うカップルには特におすすめです。
竈門神社で挙式を検討するなら季節にも注目しよう
和モダンのテイストでとても魅力的な竈門神社ですが、竈門神社で挙式を挙げる場合にはその季節にも注目しましょう。なぜかというと、竈門神社は季節によってまったく異なる表情を見せてくれるからです。例えば春には桜が咲き乱れ、秋には紅葉で埋め尽くされる、というように同じ神社とは思えないほど雰囲気は変わります。
参考までに紅葉時期の竈門神社のお写真をお見せしましょう。
色づいた木々がとても美しいですね。この時期は少し寒さを感じる時期ではあるものの、紅葉時期を狙って結婚式を挙げるカップルもたくさんいます♪
また、春の桜の様子を紹介するとこのような雰囲気です。
境内までの道を歩くカップルを包み込むかのようですね。和装と桜と神社、という組み合わせは前撮りをされるカップルにも大人気。時期を正確に予測するのは難しいですが、狙ってみるのもいいかもしれません♪
このように、四季折々の美しさを楽しめる竈門神社での結婚式では、選ぶシーズンも重要なポイントとなることを覚えておきましょう!
キリスト教式とはこんなに違う!神前式の3つの魅力とは
最後に、神前式の魅力についてお話しておきましょう。キリスト教式や人前式はチャペルで挙げるものですが、神前式はお寺や神社でおこないます。これまで参列した経験がない方も多いかもしれませんね。その魅力は大きく分けて3つあります。
魅力①着る機会がなかなかない白無垢や紋付きを着用できる
もしもキリスト教式を挙げる場合、その後の披露宴で和装を着用したとしてもなかなか白無垢は選ばないものです。神前式を選ばなければ人生において白無垢を着用する機会はありません(前撮りをする際にはこの限りではありませんが)。参列者に自分の白無垢姿を披露できる唯一の機会が神前式ということですね。
日本人として生まれ、日本で育ったからこそ結婚式を和婚スタイルにするというのも、神前式を選ぶ際の理由としてよく耳にします。ですが、それ以外にも着る機会が他にない白無垢を着用できるという点が、神前式の魅力のひとつでもあるのです。
魅力②参列者が限られるためより家族との繋がりを感じられる
神前式の場合、参列者はほぼ家族と親族に限られます。お友達をたくさん招いて神前式をおこなうのはあまり一般的ではありません。これにより、結婚式を「家族と家族の繋がり」を感じられる時間にできるのも神前式のメリットです。
キリスト教式や人前式を大きなチャペルでおこなう場合には、極端な話100名以上の参列者を呼ぶことができるケースもあるかもしれません。これにはこれの良さがもちろんありますが、「家族」にフォーカスするのであれば、やはり神前式スタイルの方が合っていると言えるでしょう。
魅力③結婚式と披露宴で雰囲気を大きく変えられる
神前式を神社でおこなっても、その後の披露宴は洋風のパーティー会場でおこなうことが可能です。この場合、挙式と披露宴で大きく雰囲気を変えることができますよね。和装に身を包み、神社で粛々とおこなった結婚式を終えて、装い新たにウェディングドレスに着替えパーティー会場で披露宴をすれば、2つのまったく異なる雰囲気を両方とも取り入れることができます。なんだか得した気持ちになりませんか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。福岡の竈門神社はとってもモダンでイマドキの新郎新婦カップルにもピッタリの神社です。こんな素敵なところで結婚式が挙げられたら素敵ですよね♡竈門神社にまだ行かれたことのない方、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと今まで行った神社とはまた違った独特の魅力を感じていただけると思いますよ♪