大人気ジブリ映画『ハウルの動く城』。
魔法使いハウルとソフィーの不思議な物語は、壮大な風景と幻想的な街並みで多くの人を魅了しています。
そんな『ハウルの動く城』には、モデルになったとされる場所が世界中にあるのをご存じですか?
フランス・アルザス地方の「コルマール」や「リクヴィール」、中央アジアの草原、そして日本・秋田県の「千沼ヶ原」など、まるで映画の世界に入り込んだような絶景が広がっています。
この記事では、映画『ハウルの動く城』のモデルといわれる7つの聖地を厳選してご紹介します。
作品の世界観を感じながら、現地を巡る旅の参考にしてみてくださいね♡
『ハウルの動く城』ってどんなお話?
『ハウルの動く城』は、2004年にスタジオジブリから公開されたアニメーション映画。
イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏による『魔法使いハウルと火の悪魔』という小説が原作になっています。
『ハウルの動く城』は、宮崎駿監督の長編映画としては『魔女の宅急便』以来15年振りとなる、他者原作の作品となりました!
『ハウルの動く城』の興行収入は、196億円。これは、2023年時点の歴代興行収入ランキングで8位にランクインしています♡
観客動員数は約1,500万人を記録し、第78回アカデミー賞にノミネートされるなど、海外でも高く評価されています。
『ハウルの動く城』のあらすじ
まずは、そんな『ハウルの動く城』のあらすじをチェックしてみましょう。
ソフィーは、兵隊にからまれていた所を魔法使いのハウルに助けられます。
優しいハウルに心奪われたソフィーでしたが、ハウルを追う荒地の魔女に呪いをかけられて、ソフィーは90歳の老婆の姿に変えられてしまいます。
老婆の姿になり帽子屋にいられなくなったソフィーは、ハウルの動く城に出会います。
城の中には、火の悪魔・カルシファーがいました。
カルシファーは、ハウルとの契約に縛られて城を動かす役割をしています。
カルシファーから「おいらをここに縛り付けている呪いをといてくれれば、あんたの呪いもといてやるよ。」と駆け引きを持ちかけられたソフィーは、城に住むことにしました。
ソフィーとハウル、カルシファー、そしてハウルの弟子・マルクルは、4人で忙しくも温かい毎日を過ごしていました。
しかし、国は戦争の最中でありそこら中で戦いが起きていたのです‥
『ハウルの動く城』は、魔法と科学が混在する世界のとある国のお話。日本はもちろん、世界中で人気の高いスタジオジブリ作品です!
原作『魔法使いハウルと火の悪魔』との違い
『ハウルの動く城』には、原作があります。原作は、イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏による『魔法使いハウルと火の悪魔』という小説!
この原作を、宮崎駿さんが脚色して映画化しました。
原作とアニメ映画ではさまざまな違いがありますが、大きな違いは「戦争」が描かれているかどうかということ。
原作に戦争の描写はないのですが、アニメ映画の後半は戦争をメインに物語が展開していくので、原作とはまったく違った内容になっています。
アニメ映画版で戦争という描写が付け足されているのは、宮崎駿さんが「戦火の恋」を描きたかったためのようです。
これに対し、原作の作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は、「とても素晴らしかった」「宮崎は私が執筆したときと同じ精神で映画を作った」と語っています!
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は、アニメ映画化にあたって「ハウルの性格だけは変えないように」とお願いしたそう!そのうえで、アニメ映画の内容にはとても満足していると語っています。
モデル①コルマール