『ハウルの動く城』のあらすじ
まずは、そんな『ハウルの動く城』のあらすじをチェックしてみましょう**
ソフィーは、兵隊にからまれていた所を魔法使いのハウルに助けられます。
優しいハウルに心奪われたソフィーでしたが、ハウルを追う荒地の魔女に呪いをかけられて、ソフィーは90歳の老婆の姿に変えられてしまいます。
老婆の姿になり帽子屋にいられなくなったソフィーは、ハウルの動く城に出会います。
城の中には、火の悪魔・カルシファーがいました。
カルシファーは、ハウルとの契約に縛られて城を動かす役割をしています。
カルシファーから「おいらをここに縛り付けている呪いをといてくれれば、あんたの呪いもといてやるよ。」と駆け引きを持ちかけられたソフィーは、城に住むことにしました。
ソフィーとハウル、カルシファー、そしてハウルの弟子・マルクルは、4人で忙しくも温かい毎日を過ごしていました。
しかし、国は戦争の最中でありそこら中で戦いが起きていたのです‥
『ハウルの動く城』は、魔法と科学が混在する世界のとある国のお話*
日本はもちろん、世界中で人気の高いスタジオジブリ作品です!
原作『魔法使いハウルと火の悪魔』との違い
『ハウルの動く城』には、原作があります。
原作は、イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏による『魔法使いハウルと火の悪魔』という小説!
この原作を、宮崎駿さんが脚色して映画化しました**
原作とアニメ映画ではさまざまな違いがありますが、大きな違いは「戦争」が描かれているかどうかということ。
原作に戦争の描写はないのですが、アニメ映画の後半は戦争をメインに物語が展開していくので、原作とはまったく違った内容になっています*
アニメ映画版で戦争という描写が付け足されているのは、宮崎駿さんが「戦火の恋」を描きたかったためのようです。
これに対し、原作の作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は、「とても素晴らしかった」「宮崎は私が執筆したときと同じ精神で映画を作った」と語っています**
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は、アニメ映画化にあたって「ハウルの性格だけは変えないように」とお願いしたそう!
そのうえで、アニメ映画の内容にはとても満足していると語っています。
モデル①コルマール