入籍するに伴い必ず役所に提出しなければならない婚姻届。
その中でも意外と悩むのが「本拠地(本籍地)」です。
本拠地は自由に選べると言われていますが、実際にはいくつかのルールや注意点があります。
この記事では、本拠地とは何なのか、本拠地を決める際に知っておきたいポイントや注意点についてを詳しく解説します。
結婚や入籍を控えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
本拠地とは?その役割と意味
「そもそも本拠地とは何?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
本拠地(本籍)とは、戸籍がある場所のことを指します。
出生や婚姻などの身分関係を登録したものが戸籍であり、その戸籍を登録した場所が本拠地となるのです。
また、戸籍謄本は自身の身分関係を登録しているだけでなく、パスポートの申請や年金の請求、相続の手続きなどの手続きをする際に必要な書類にもなります。
本拠地の選択が大切な理由
本拠地の選び方を間違えてしまうと、将来に必要な手続きへ影響を与えることもあるため注意が必要です。
例えば、戸籍謄本は本拠地のある市区町村役場でしかできないため、取得するには本拠地を訪れなければなりません。
そのため、本拠地が遠方だと手続きに手間や時間がかかってしまうのです。
また、戸籍は子どもに引き継がれるため、家族の将来についても考慮する必要があります。
カップルで好きな場所を選べるからこそ、思い出のある場所や好きな場所という理由だけでなく、利便性も考慮した上で本拠地を選ぶ必要があるのです。
次は人気の本拠地とメリット・デメリットについて解説します