結婚式費用の支払いは通常新郎側と新婦側が
折半するものであると思われていますが、
必ずしもそうとは限りません。
ここ福岡では比較的「新郎側が多めに出す」ケースが多いのが特徴です。
今回は、結婚式に関わる福岡ならではの風習について、
元プランナーが紹介します!
福岡の文化と言えば「九州男児」!
![](https://dressy.pla-cole.wedding/wp-content/uploads/2020/08/IMG_2649.jpg)
福岡は九州の中でも特に中心的存在と言える県ですよね。
九州ならではの文化や風習が強く根付いているところや、
現代的な都会の要素も感じられるところもあり、
福岡はなんとも面白い独特な雰囲気を持った地域です。
福岡と言えば、やはり忘れてはならないのが「九州男児」。
福岡は「男が引っ張っていくべき」、
「男たるもの、強くあるべき」という考え方が
とても色濃く残っています。
結婚式のアレコレを決める際の主導権は新郎側にある
結婚が決まったら、
結婚式を挙げる日取りや式場を選びにいくわけですが、
ここでも新郎側の家族の意向は最重要視される傾向が強いです。
新婦が気に入った式場であっても、
新郎側の両親が反対すれば却下される、
という話は珍しくありません。
逆に、新婦側の両親はどちらかというと控えめ。
「向こうの(新郎側)ご両親が良いとおっしゃるなら、それでいいから」
と言うように、常に相手方の両親の意向を優先する
姿勢であることが多いですね。
結婚式費用は新郎側がほぼ支払うケースも!
![](https://dressy.pla-cole.wedding/wp-content/uploads/2020/08/IMG_2648.jpg)
極端な例ではありますが、
結婚式の費用を全て新郎側が支払うというケースも、
私は過去にウェディングプランナーをしていて
何件か見てきています。
また、全額新郎側が負担するのではなくても、
例えば300万円の結婚式費用のうち200万円を新郎側、
100万円を新婦側が支払うなんてことはよくある話です。
打ち合わせに新郎母が同席するケースも!
![](https://dressy.pla-cole.wedding/wp-content/uploads/2020/08/IMG_2646.jpg)
他県(関東や関西)から赴任したウェディングプランナーが、
福岡に来て驚いていたのが、
「新郎新婦との結婚式の打ち合わせに両親が参加する頻度の高さ」です。
特に、新郎側のお母さまが直接結婚式前に
式場を確認しに来られたり、
打ち合わせに同席したりするケースはとても多いです。
結婚式に対する新郎側の親御さまの強いこだわりが
垣間見えるとも言えます。
結婚式費用はどうやって支払うのが普通?