皆さんこんにちは♪兵庫県ご当地ライターminakoです*
近年その土地に纏わる風習や決まり事などは少しゆるくなってきたように思われますが、
それでも先祖代々から言い伝えられている事柄や知識などは、令和になった今でも受け継がれていっています⁂*
結婚後の兵庫県での新婚生活をおくる上で知っていると得することや、知識として頭に入れていると良いことなどご紹介していきます♡
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とっても広い兵庫県
兵庫県は近畿地方で最も広い面積を持つ県です♪
兵庫県は県として一括りになっているものの、県内では10の地域があり、
それぞれの特色が見られます*
神戸、阪神南、阪神北、東播磨、北播磨、中播磨、西播磨、但馬、丹波、淡路の中で自然や文化、産業、気候までもが違い、兵庫県内でも小さく分かれているのです*他県から引っ越してきたお嫁さんは最初は少し戸惑うかもしれませんが、知れば知るほど面白い兵庫県の文化に是非触れてみて下さい♪
北部と南部
10に地域に分かれた兵庫県ですが、兵庫県は日本海と瀬戸内海、二つの海と繋がっています*
本州を縦断する形で北部は日本海、瀬戸内海に面しているのが南部となります⁂*
兵庫県のことを話す際は、県全部をひっくるめて話してしまうと地域の違いがあるため、北部と南部と分けて話題に出したりするんですよ♪
北部とは10の地域の中で言うと【但馬】にあたり、その他の地域が南部に
あたります◎北部は豪雪地帯、南部は工業立地帯であり、兵庫県の主な産業は北部が農林水産業なのに対し、南部は日本有数の重化学工業地帯を抱えています♪そのために、人口比率も北部は過疎地域を抱えているのに対して、南部は京阪神のベッドタウンとして機能しているので人口密度が高くなっています*。明治時代に外貨獲得のため北部の但馬地域で生産されていた生糸を、南部の神戸港から輸出する政策なども関係しているようです*
兵庫県の中で一番賑わう神戸は、外国人居留地があったので、欧米文化や南京町などによる中国文化など異国情緒が生活に溶け込んだお洒落な町となりました♡*。
北部の山間部は冬の間1メートルを越える積雪が珍しくない豪雪地帯なんです!近畿でウインタースポーツを楽しみたい人にとっては有名な場所ともなっています♪
都市型の南部、北部はリゾート型として違う楽しみがありますね・・・★
つかう言葉の違い
兵庫県内で実は6つ程の言葉も違いがあるのです・・・!
神戸弁・播州弁・摂津弁・但馬弁・丹波弁・淡路弁とこれだけの違いがあります♪
*神戸弁・・・主に神戸市周辺の地域が使っている兵庫弁の一種です*。
神戸弁の特徴として、「〜とぉ」が語尾につくことが多いです*
*播州弁・・・播州弁は主に姫路市周辺で使われています*播州弁の特徴として、「なんどいや」など独特の言い回しと口調があります*口調は少しきつめなところがあり、怒ってると思われがちですが、決して怒っている訳ではありません◎
*摂津弁・・・こちらは西宮市や尼崎市周辺などの阪神地区で使われているのが摂津弁です◎兵庫弁の一種ですが、大阪でも一部で使われてる方言です。なので大阪弁とも言われます*特徴としては、大阪弁や神戸弁が入り混じったような方言で、三田市では“テヤ敬語”と呼ばれるなど独特な方言があります*
*但馬弁・・・兵庫県北部で主に使われているのが但馬弁です◎兵庫県の方言ですが、但馬弁に関しては鳥取弁などと同じ中国方言の流れであり、喋り方は標準語に近いです♪
*丹波弁・・・丹波・篠山地域で話されているのが丹波弁です◎特徴としては、京都府と隣接している為京言葉が混ざっており、全体的に温かみのある喋り方です♡「うつくしい」という言葉は丹波が発祥と言われているのです*
*淡路弁・・・淡路弁の特徴として、近接する和歌山や徳島などの方言が入り混じっています◎淡路島の南部に行くと、ほぼ徳島と同じ喋り方をしています*南北に長い淡路島は南部と北部で若干方言が変わっているのも特徴の一つです・・・!
兵庫県内でもここまでさまざまな方言があるので、初めて聞く方はびっくりしてしまうかも!笑
グルメについて
【神戸ビーフ】
北部と南部の連携で生まれた神戸牛♡*。実は神戸牛の育ちは但馬地域の但馬牛なのです!
和牛が好きな方であれば“但馬牛(たじまうし)”はご存知かもしれませんが、貿易などで神戸を訪れた外国人に但馬地方の牛の肉が食肉として提供された所、そのおいしさが絶賛されて“神戸ビーフ”と呼ばれる事になったのだそうです*。
【お雑煮】
兵庫県のお雑煮というと、焼きアナゴで出汁を取ったすまし仕立ての物が紹介される事が多いのですが、北部では焼きアナゴの出汁は基本的に使いません×
正確な統計ではないのですが、神戸近郊から北上するに従ってみそ仕立てが入り交じり、日本海側の更に山側になるにつれあずき汁の家庭が増える傾向があるようです♩
【淡路のちょぼ汁】
兵庫県の淡路市に伝わる“ちょぼ汁”*
このちょぼ汁は、出産後、娘のために母親がつくって食べさせる風習があるお汁で、いりこでとった出汁のなかに、餅粉のお団子と、ずいき、ささぎ(黒ささげという豆)を入れ、味噌で味をつけて最後に鰹節をのせたものになります◎見た目はぜんざいの様ですが、味は味噌汁に近いのです♪ずいきは古い血をおろし、血をきれいにすると言い伝えられており、カルシウムも豊富◎また、餅やささぎは栄養価が高く元気がでます♪このちょぼ汁は出産後の娘の体力回復のために、母が娘にぜひ食べてほしい一品*娘が島外に嫁いだ場合も、母親はずいき、ささぎ、餅粉などを折につめて用意し、娘の嫁ぎ先で腕を振るのだそうです♡娘に食べさせるだけでなく、お鍋に沢山作って、お祝いに駆けつけた友人や親戚にも振舞ったりなど、ともに出産を祝うのが習わしだそうです♡*。
この『ちょぼ汁』という名前の由来はいくつかあり、赤ちゃんがどうか“おちょぼ口”になりますようにと願う事からとも言われています⁂*他にお団子におへそのようなへこみをつける地域もあり、そのへこみを“ちょぼ”と呼ぶ説などさまざまです♪お団子の形にも意味があり、女の子が生まれるとまん丸にするか真ん中をへこませ、男の子が生まれたら先を尖らせます*そうして、健やかに成長するようにと願うのです♡*。今では子どもたちや観光客にも人気である淡路島独自の郷土料理ちょぼ汁は、とっても神秘的で温かい風習ですね・・・♡
お食い初め
大阪府や兵庫県などの関西地方では、お食い初めにたこを用いる習慣があり、祖父母や養い親がそのたこを吸わせたり口や歯茎に少しつけたりします◎
たこを使うのには諸説あり、
*歯固め石の代わり・・・歯固めの時は歯固め石と呼ばれる小石をお宮参りなどの時に、神社からお借りしてきて使用する事が有名ですが、石ではなくタコを用いる理由として「なかなか噛み切れないタコが噛みきれるくらい歯が丈夫になりますように」との願いを込めて出されるのだそうです*
*「食べることに困らないように」との願いから・・・お食い初めは「食べることに困らないように」との願いを込めて行う行事ですが、その言葉の頭文字をつなげて「た」べるものに「こ」まらないように、というところから、たくさんの幸せを願って→【たくさんの幸せ=多幸=たこ】というところから言われているそうです⁂*
お食い初めに出されるたこを使ったレシピの例は・・・?
*でだこ・・・皮や吸盤を取り除いておき、赤ちゃんの口に入っても大丈夫なようにしておきます。
※赤ちゃんが誤飲しないように十分に気をつけましょう。
*煮物・・・出汁やみりん、醤油などで大根や里芋などと一緒に煮て味付けをして食べやすいように◎
*酢の物・・・きゅうりやワカメと合わせると色合いも鮮やかできれいな仕上がりになります♪
その他
その他に兵庫県内での結婚に関することでは、
*妻が台所を仕切る
*食器棚は妻になる家族が用意する
なども言い伝えられております◎これは兵庫県以外でもメジャーに言われる
様な事柄かもしれませんが、夫を台所に立たせない、妻の務めを果たすという意味なのかもしれませんね♡
一途なお嫁さんの思いも感じられます♡
まとめ
いかがでしたでしょうか?
風習などはその家系などによっても違うので難しいとは思いますが、豆知識は少しでも役立つと幸いです♡
兵庫県に古くから住んでいる方達からのお話を聞いてみるのも面白いかもしれません♪
嫁いだ先のご両親達と兵庫県の話で是非盛り上がって下さい♡*。
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