申請から交付までの手順
次に、申請から交付までの全体的な手順を見ておきましょう。
提出書類を揃えることが少し大変かもしれませんが、それ以外は窓口に書類をもっていき、記入等をするのみでOK!
新婚生活を助けてくれる、嬉しい助成金のためですので、ここは頑張って必要書類を揃えましょう♪
(必要書類については次の項目でお話しいたします。)
1.申請
各自治体が指定する申請書に、必要事項を記入し、必要書類を添えて、窓口へ提出。
申請書フォーマットや、提出窓口がわからない場合は、先に自治体に電話等で確認しておくとスムーズです。
2.審査
自治体が提出された書類を確認し、審査します。
その後、きちんと受理されることで補助金の交付が決定となります。
3.決定
申請者へ交付決定通知が届き、請求書も同封されていることを確認してください。
4.請求
3の交付決定通知書と共に同封されていた請求書に必要事項を記入。
そして必要書類を添えて、再び窓口へ提出してください。
5.振込
助成金は請求書に記載された口座に振り込まれます。
しっかりと確認しましょう♡
申請前に用意するべき必要書類
申請者全員が揃えるべき必要書類は基本的に4つ。
その上で、対象経費についての必要書類や、該当する方だけが用意するべき書類があります。
●申請者全員が用意するべき必要書類
1.結婚新生活支援補助金 交付申請書
(こちらは各自治体によってフォーマットが異なりますので、自治体の公式ホームページからダウンロード等を行なってください♪)
2.戸籍謄本 または 婚姻届受理証明書
戸籍謄本・・・本籍地をおく市町村にて取得
婚姻届受理証明・・・婚姻届けを提出した市町村にて取得
3.住民謄本
4.所得証明書(夫婦それぞれ1部ずつ)
所得がない場合でも、非課税証明書等の証明書類が必要です◎
所得証明書は、申請時期よって提出する証明書と、取得場所が異なるので、お気を付けくださいね!
・申請が4月〜5月
令和3年度所得証明書(令和2年所得分)を令和3年1月1日時点で住所をおく市町村にて取得
・申請が6月〜3月
令和4年度所得証明書(令和3年所得分)を令和4年1月1日時点で住所をおく市町村にて取得
●該当する対象経費について必要な書類
下記のなかから対象となるケースの欄を見て、必要書類を揃えましょう!
《ケース1》住宅を新築・購入した方
・住宅の売買契約書 または 工事請負契約書
・領収書の写し
《ケース2》住宅を賃借した方
・住宅の賃貸借契約書
・賃借費用の領収書の写し
・住宅手当支給証明書
※住宅手当が支給されていない場合も提出が必要です。
職場で証明書を発行してもらい、ご提出ください♪
《ケース3》引越しをした方
・引越し費用の領収書の写し
《ケース4》住宅をリフォームした方
・工事請負契約書
・領収書等の写し
●該当する方は必要な書類
こちらは該当する方のみ揃える書類になります♪
(該当しない方は書類を揃える必要はありません。)
《ケース1》申請日時点で無職の方
・離職票 または 退職証明書等
《ケース2》貸与型奨学金を返済している(した)方
・返済した奨学金の額がわかるもの(返済額の証明書、通帳の写し等)
※申請が4月〜5月の場合・・・令和2年中の返済額
※申請が6月〜3月の場合・・・令和3年中の返済額
申請時の注意点
申請をするなかで「あれ?」とならないように、申請時の注意点をおさらいしていきましょう♪
ストレスなく、スムーズに申請をするためにも、ひとつひとつ丁寧に確認してくださいね。
1.自治体での予算がなくなり次第、終了
各自治体ごとに、申請の期間を設けられていることが多いですが、基本的にはその自治体内での予算を消化しきってしまうと、結婚新生活支援事業は終了とのこと。なるべく早めの行動を心がけたいですね♡
2.申請条件は「年収」ではなく「所得」で見る
おおまかに、年収とは会社から支払われたお給料全体のことを指し、「所得」は給与所得控除額という必要経費を抜いたものを指します。ですので、年収が条件の金額をオーバーしていたとしても、「所得」では条件の金額を満たしていることもあり得るので、よく確認しましょう。
気になる方は、ネット上にある、年収からおおよその所得を計算できるツールを使って計算するか、所得証明書、市県民税証明書、住民税非課税証明書などを市役所で発行してもらい、確認してくださいね♡
3.自治体ごとに給付条件等が異なる
この記事内でも何度か触れてきましたが、この助成金は各自治体(市町村)が取りまとめているもの。そのため、条件や揃えるべき書類も少しずつ異なっている場合がございます。しっかりとお住まいの地域の要件を調べた上で申請するようにしましょう♪
お二人の豊かな新婚生活のために・・・♡
知っているだけで、新婚生活がちょっぴり豊かになる「結婚新生活支援事業」の助成金。
お二人の潤いある未来のためにも、賢く制度を利用していきたいですよね♪
今回の記事が、少しでもみなさまのお役に立てていれば嬉しいです!