会費と別にご祝儀は不要!
会費制の結婚式では、
会費とは別にご祝儀を用意する必要はありません。
新郎新婦によっては、招待状の中に
「ご祝儀はご辞退させて頂きます」
といった文言を記載することもあるんです。
しかし、立場上会費だけではやや少ないかな。
と感じるようであれば、
別途お祝いとしてプレゼントや
ご祝儀をお渡ししても大丈夫。
ただし、その場合結婚式当日ではなく、
後日改めて渡してあげるといいですよ。
会費制の結婚式を挙げる新郎新婦さまが選んだ背景には、
「ゲストに気軽に参加してほしい」
「せっかく来てもらうゲストの負担になりたくない」
という思いが込められているんです。
そのため、基本的には会費を払って
当日結婚式に参加することが、
新郎新婦さまおふたりにとって
一番の祝福となりますので、
ご祝儀を別途用意する必要はありません。
ただし、「会費制だからご祝儀を渡してはいけない」
ということはなく、お気持ちとして別途ご祝儀を渡したり、
ご祝儀相当のプレゼントを用意したりすることも問題ないですよ。
会費制では、基本的にご祝儀を用意する必要はありませんが、
お気持ちとして個人でご祝儀を渡す分には何ら問題はなく、
むしろ喜んでくれる新郎新婦さまも多いはず。
「現金ではちょっと気を遣ってしまうかな」と思う場合は、
金額相当のプレゼントを贈るのもおすすめですよ。
ただし、このようなプレゼントを渡したい場合は
ご祝儀制の結婚式のように受付で渡すことはせず、
事前に贈るか、もしくは式が終わった
後日に改めて渡すのが一般的です。
服装は通常通りで大丈夫
基本的には会費制の結婚式であっても、
ご祝儀制のときと同じような服装
(=フォーマル衣装)で参列するのが一般的。
男性で言えばスーツ、女性で言えば
フォーマルなドレスが好ましいです。
しかし、会費制の結婚式のスタイルを選んでいることから、
新郎新婦が式の位置づけを
どう考えているかによってフォーマルの度合いは変わってきます。
例えば、挙式は親族のみで済ませていて、
会費制の結婚披露パーティーの参列者は
友人・知人がほとんどとのことが多いですよね。
ある程度カジュアルな雰囲気になることが想定されます。
そうした場合は、招待状に「平服でお越しください」
などといった文言が記載されていることが多いため、
通常よりも多少カジュアルよりの服装でも問題ありません。
ただし、この場合の「平服で」は
「フォーマル(=礼服)である必要はないけれど、
ある程度はかしこまったをしてきてくださいね」
の意味が込められているんです。
カジュアルとは言ってもセミ・フォーマル以上
(男性ならスーツ、女性はドレスやスーツなど)の
ドレスコードが要求されていることを、
覚えておくと良いですよ。
一方で、会費制のスタイルを取っているけど、
親族や会社の上司なども参列する場合は、
ご祝儀制のようなフォーマルな結婚式になる可能性が高いです。
そうした場合は通常の結婚式に参列する
フォーマルな衣装の方がよいと言えます。
また、結婚式が行われる会場で
フォーマルの度合いを判断するのも一つの手です。
ゲストハウスや専門式場、
ホテルなどで行われる場合はフォーマルよりになりますし、
レストランやなどで行われる場合は
カジュアルよりだと考えることができます。
フォーマルの度合いは新郎新婦さまに
直接聞いてみるのが確実ではありますが、
心配なようであれば通常の結婚式に
参列する衣装を着て参列すると問題ありません。
会費制結婚式の相場は?
スタイルによって異なりますが、
一般的に1万円~2万円の範囲で
会費を設定する場合がほとんど。
一概に会費制と言っても、
会費をいくらに設定するかで
ゲストへのおもてなしの内容が変わってくるんです。
一般的な相場は1万円~2万円で、
固定のプランが会場で設定されている場合もありますが、
基本的には新郎新婦が自由に設定することが可能。
この1万円~2万円で金額の
差がつくのが料理の提供スタイル。
「立食ビュッフェ」の場合、
1.5万円以下の金額設定が一般的で、
あらかじめ卓上に並べられた料理をゲストが直接取りに行き、
立った状態で食事と会話を楽しむスタイルです。
「着席ビュッフェ」の場合は、
同じように直接料理を取りに行きますが、
席が用意されているスタイルになります。
金額設定は「立食ビュッフェ」と変わりがないようです。
1万円以下で納めたい場合、
ごく親しい友人のみを招いての
気軽なパーティーであれば実施も可能です。
「着席コース」の場合、ゲスト全員の席が用意されており、
会場のスタッフが直接席に料理を運んできてくれます。
目の前に運ばれてくるため、
タイミングを逃さずに温かい料理が
すぐに食べられるというメリットも。
金額設定は1.4万円~2万円と一番高額ですが、
非日常の高級感でゲストへおもてなしする場合は
一番喜ばれるスタイルなので参考にしてみてくださいね。
いかがでしたか?
今回は会費制結婚式についてご紹介させていただきました。
これから結婚式を考えられる、新郎新婦さまも、
ゲストとしてお招きされた方もぜひ参考にしてみてくださいね◎