みなさまこんにちは!
神奈川県ご当地ライターのやっちです♡
33の市町村からなる、関東主要都市のひとつでもある神奈川県。
都道府県別の人口では隣接する東京都に次ぐ第2位、人口密度は東京都、大阪府に次ぐ第3位の大都市です。
横浜や江ノ島、箱根など観光スポットも多く、訪れたことがある人も多いのではないでしょうか?
都会的なイメージも強い神奈川県ですが、実は方言も数多く存在します。
湘南で生まれ育ち、正直、方言とは無縁だと思い込んでいましたが、こうして改めて詳しく調べてみると、気付かずに方言を使っている事がわかりました。
本日は、そんな神奈川県の方言を8つご紹介!
みなさんも、普段から耳にしていたあの言葉が、実は方言だったなんてこともあるかも知れませんね。
それでは早速ご紹介いたします◎
神奈川県の方言「神奈川弁」とは
出典:写真AC
神奈川弁とは、「相模原東部方言、相模川西部方言、相模湾沿岸部方言」の、大きく分けて主に3種類で成り立っています。
<相模川東部方言>
相模原市、大和市、高座郡、横浜市戸塚区西部
三浦半島(三浦郡の一部、横須賀市、三浦市)
<相模川西部方言>
愛甲郡(煤ヶ谷以南)、厚木市、秦野市、平塚市、中郡
足柄上郡、足柄下郡、小田原市
<相模湾沿岸部方言>
藤沢市、茅ヶ崎市、鎌倉市、逗子市、三浦半島相模湾部など
多摩弁や郡内弁に近い地域もあることから、県全域でまとまった方言というものは存在しないのも特徴です。
神奈川弁の特徴は、発音、アクセント、文法です!
発音
・母音の「アイ」が「エー」と変化する母音融合が激しい。(例)お前→オメー
・ラ行音の撥音化が盛んなことが多い。(例)分からない→わかンねー
・相模湾沿岸で「いぇ」「しぇ」という珍しい音韻が使われることもある。
・三浦半島で「じぇ」という珍しい音韻が使われることもある。
アクセント
・全県で東京と同じ中輪型東京式アクセント
・相模川以西の県西部では共通語と異なるアクセントの単語も存在する。
文法
・関東方言の特徴である「べ」「だべ・だんべ」が神奈川でも多用されている。
・文末詞「ねー」「さー」「よー」を多用することが多い。
・横浜市の方言(横浜弁)では、「そうじゃん(か)」の様な終助詞「じゃん(か)」が有名。
・相模川以西では疑問の終助詞を「けー」と言うことがある。
・逆接の接続助詞「けど」を「けんど」と言うことがある。
次は「神奈川弁」の使い方をご紹介*