カジュアルにしても守りたい基本マナー
カジュアルな顔合わせとはいえ、最低限のマナーは守りましょう。ここでは、顔合わせの場で意識したいマナーをご紹介します。
手土産は必要?渡し方と相場
手土産は必須ではありませんが、初対面なら用意する方がベターです。相場は3,000〜5,000円程度で、菓子折りが一般的。
また、ここでも両家で予算を合わせるとスマートです。一方が高価すぎる手土産を用意してしまわないよう、事前に予算を共有しましょう。
会話や席順など基本の進行マナー
席順は、上座に年長者を案内するなどフォーマルな基本を守ると無難です。会話はお互いの家族の近況や趣味など、共通点を見つけやすい話題から始めると自然に盛り上がります。
可能であれば、しおりなどを用意しておくと◎新郎新婦のプロフィールがあると、会話が盛り上がります。
カジュアルでも“けじめ”は大切
カジュアルな場であっても、結婚の報告という本来の目的を忘れず、最後は改めて両親に感謝を伝えると好印象です。どんなに和やかでも、最後に「本日はお忙しい中ありがとうございました」と改めて感謝を伝えましょう。
しっかりと時間を作ってもらえたこと、結婚の報告を受け入れてもらえたことに対してお礼を伝えることで結婚に対する誠意が伝わり、好印象です。
失敗しないための準備&心がけ
カジュアルな顔合わせでも、事前準備が成否を左右します。ここでは、顔合わせに向けた準備や心がけをご紹介します。
事前に共有しておくこと(服装・場所・進行)
服装やお店選び、進行など細かい部分まで事前に話し合いましょう。特に両親の服装は事前に確認しておくと安心です。
さらに、支払いの分担方法も事前に決めておくとスマートです。割り勘にするのか、新郎新婦側が負担するのかなど、当日その場で相談するのは避けた方が良いでしょう。
両家の温度差に配慮しよう
両親世代は「顔合わせ=しっかりとした挨拶の場」という考えが根強い場合があるため、カジュアルに寄せすぎると、結婚に対する真剣さが伝わらないと思われるリスクもあります。
どちらかがフォーマル寄りを希望する場合は、完全にカジュアルに振り切るのは避けましょう。両家の価値観を尊重し、バランスを取ることが大切です。
まとめ|“カジュアルだけど丁寧”が成功の秘訣!
カジュアルな顔合わせは、家族がリラックスして交流できる理想的な方法です。ただし「ラフさ」と「礼儀」のバランスが重要。服装は清潔感を意識し、場所は落ち着いた環境を選び、マナーはフォーマルと同様に心がけることが成功の秘訣です。両家が笑顔になれる1日を目指しましょう。