お車代を決める上での注意点

結婚式に遠方から来てくれるゲストに感謝の気持ちを伝えるお車代ですが、渡し方や金額の設定には配慮が必要です。
ここでは、お車代を決める上で押えておきたい3つのポイントをご紹介します◎
①キリのいい数字にする
お車代は、細かく正確な金額を割り出す必要はありません。百円単位の端数は避け、お札のみで渡せるキリがいい金額にまるめるのが一般的です。また、結婚式では「偶数=割り切れる」として縁起を気にする風習がありますが、これは主にゲストがご祝儀を包むときの話しです。
新郎新婦がゲストに渡すお車代に関しては偶数であっても問題ありません。とは言え、気になる場合は、奇数金額に切り上げてお渡しすると良いでしょう◎
②交通費は新郎新婦側が調べる
お車代を渡す際に、交通費の金額をゲスト本人に直接尋ねるのはマナー違反とされています。基本的には新郎新婦側であらかじめ交通費を調べて、不足のないように配慮した金額を準備します。
ただし、実際にどの交通手段を利用するのかによって金額は大きく異なるため、交通手段は事前に確認しておく必要があります。この場合、金額を聞くのではなく「どの交通手段を使う予定?」など、会話の中でさり気なく確認しましょう◎
③同じ条件のゲスト間で金額の差をつけない
お車代は、同じエリアから出席してくれるゲストには、なるべく同額をお渡しするのが基本です。金額などに不公平があると後日ゲスト同時の会話の中で気まずい思いをさせてしまうことも!
もちろん、役割の有無や交通手段が異なる場合は多少の調整が必要ですが、同じ条件下では金額に差を付けずに統一するのがマナーです。
お車代を渡さないケースとは?