報告の内容は?
結婚式について
上司を式へ招待する場合は、報告の際に伝えておきます。
式に上司を招待したい人は、場所と日時を伝えて、
「ぜひご列席いただきたいのですが」
と、参加のお願いをしましょう。
披露宴で上司にスピーチや乾杯の発声をしてほしい場合は、
このときに併せてお願いしておくとスムーズです。
具体的な式場名などについては、
「後日、招待状をお送りします」でOKです。
入籍するが結婚式を挙げない、いわゆる「ナシ婚」の場合にも、
職場の人にはその旨も忘れずに伝えましょう。
結婚報告の際、結婚式を挙げないことを伝えなければ、
相手は「あらためて結婚式に招待されるのかな?」
「お祝いはいつ用意すれば良いんだろう」と
迷ってしまいます。
なお、結婚報告の際、気を使って上司や同僚に
「お祝いは不要」と伝える方もいますが、
祝福の気持ちはありがたく受け取るのが大人のマナーです。
わざわざ「いりません」と伝えたりせず、
相手に任せる方がスマートです◎
また、式へ上司を招待する予定がない場合は、
「式は身内だけでおこなう予定です」など
相手に失礼にならないようひと言添えるとよいでしょう。
結婚後の働き方について
会社にとって一番ナーバスな問題が、
結婚後は退職するか、そのまま働き続けるかということです。
これは会社の人事にとって切実なことなので、
お世話になった会社に迷惑がかかることがないように
配慮を忘れないようにしましょう。
なので、会社に報告をする前に、結婚した後も仕事を続けるのか、
もしくは辞めるのか、働き方を変えるのかなどを考えて、
はっきりと決めておく必要があります◎
たとえば、結婚を機に仕事をやめるのであれば、
3カ月前までには報告するのがマナーです。
退職する場合は退職希望時期を伝え、
引き継ぎについても相談する必要があるでしょう。
退職する場合は、退職に関する手続きや報告が必要になるので、
上司に退職の予定日を伝え、
仕事の引き継ぎなどについて話し合いましょう。
結婚後に仕事を続ける場合でも、
これまでと同じような働き方をすることが
難しいと思っているときには、
上司に相談するなどして時短勤務や部署異動などの要望を伝え、
相談するようにしましょう。
ほかにも、妊娠している場合は、
結婚報告の際に伝えておきましょう。
特に、妊娠初期は体調の変化も激しく、
つわりで会社を休まなければならない可能性もあります。
妊娠中は、社員同士のフォロー体制を整える必要があることから、
結婚報告の際にはあわせて妊娠しているかどうかも
伝えておく必要があります。
長期休暇について
「結婚休暇」とも呼ばれていますが、
主に結婚式やハネムーンのため、
特別に休むことができる制度です。
結婚休暇は、年次有給休暇など労働基準法で規定されている
「法定休暇」ではなく、それぞれの職場が独自に定める
「特別休暇(法定外休暇)」であるため、
制度がないところもあります。
なので、職場に聞いてみると良いと思います。
周りの仕事への影響も考えて
社内外に迷惑がかからないよう、
早めに相談・調整をしておきましょう◎
結婚休暇が取れる期間は、
多くは「婚姻届提出日から」「挙式日から」
「婚姻届提出日または挙式日の何日前から」
などと始期(基準日)が決まっていて、
期間も短いところで1週間以内、
長いところは1年以内と幅広く、2週間以内、
1カ月以内、半年以内という職場もあるそうです。
結婚休暇は、職場によっても違うので、
そちらも一緒に確認しておきたいですね!
まとめ*