内祝いでおさえておきたいマナー
では早速、内祝いでおさえておきたいマナー。
内祝いを贈る時は、いただいた
お祝いの半額程度のギフトを贈るのが一般的です。
例えば、1万円のお祝いをくださった方には、
5,000円ほどの内祝いを贈るのが良いでしょう。
ただ中には、親戚の方や目上の方から
かなりの高額なお祝いをいただく場合もあるかと思います。
その際に、必ずお祝いギフトの半額程度のものを返さなければ、
と気を張る必要はありません。
お祝いして下さった方も、
きっと無理をした内祝いを望んではいないはず。
予算はあくまでも目安でとなりますので
無理せず1/3程度の内祝いをお贈りしましょう。
贈る時期に関して
一般的に、内祝いを贈る時期は
「お祝いをいただいてから1ヶ月以内」
が目安とされています。
お祝い事のかなり前にお祝いをいただいた時は、
贈る時期にこだわらず、
それぞれのお祝いの後に贈ると良いですよ!
ただ、内祝いを贈るお相手が喪中の場合は、
49日が過ぎてから贈るようにしましょう。
熨斗(のし)を忘れずにつける
内祝いの贈り物には、
お祝いごとにふさわしい
熨斗(のし)をつけましょう。
「蝶結び」は、結び目が
何度でも結び直せる事から
何度繰り返してもよいお祝い事、
「結び切り」「あわじ結び」は、
結び目が簡単にほどけない事から
一度きりであってほしいお祝い事に用います。
熨斗の水引の色は、
縁起の良い紅白のものを使うと良いでしょう。
結婚ですと、紅白結び切り
出産ですと、紅白蝶結びがベストです。
熨斗の書き方について
表書き(のしの水引の上側)は
「内祝」「〇〇内祝」と書き、
差出人のところ(のしの水引の下側)には、
ご自身の名前を書きます。
出産内祝いや初節句内祝いの場合は、
お子様のお名前を書くのがマナーですので
しっかりと注意してくださいね。
お礼状の書き方
一番の悩みどころである文章ですが、例文を使って紹介します。
この通りに書く必要はありませんが、
「お祝いへのお礼」
「内祝いの品を贈った事を伝える言葉」
「今後のお付き合いをお願いする言葉」
は必ず書いておきましょう。
①頭語 (拝啓、謹啓など)
②時候の挨拶 (季節を表す言葉)
③相手を気遣う言葉
④お祝いへのお礼の言葉
⑤内祝いの品を贈った事を伝える言葉
⑥近況や抱負など
⑦今後のお付き合いをお願いする言葉
⑧結びの挨拶
⑨結語 (敬具、敬白など)
⑩日付
⑪住所
⑫名前 (夫婦の連名)
⑬宛先
宅配便での郵送
2020年の初旬から
新型コロナウイルス感染症が流行し、結
婚などの冠婚葬祭にも影響が出ています。
そんな状況のなかで、
ご祝儀や結婚祝いをいただいたものの
内祝いをどのように贈ればよいのか
きっと迷っている方もいますよね。
コロナ禍の中でも安全に結婚内祝いを
贈るためには、相手のことを考えて
適切に結婚内祝いを贈ることが必要です。
感染防止の観点から考えると、
結婚内祝いを渡すために
直接訪問するのは避けたほうがよいでしょう。
直接会わずに相手に届けるためには
宅配便を利用することはマナー違反ではありません。
宅配業者も置き配などの
対策を取っているため、
相手方の安全を考えると
宅配を利用するのが最もよいです!
内祝いにおすすめギフト