結婚祝いのお返しする際の金額
結婚祝いへのお返しでは、いただいた金額の1/2~1/3の金額を予算として、お返しを準備するのがマナーだと言われています。ここの金額については、低過ぎるとお相手の方をがっかりさせてしまう可能性があります。かと言って、いただいた金額と同額あるいはそれ以上のお返しをしてしまうと、かえって相手の方に気を遣わせてしまう可能性があるので、マナーを押さえた上でお返しを準備するのがベストだと言えるでしょう。
そのため、もし結婚祝いとしていただいた金額が3万円なのであれば、お返しの予算は10,000円~15,000円の間で準備をするとマナーに沿う形になるのでGOOD!これだけの予算があれば、お相手に本当に喜んでいただけるお返しが選べそうですね◎
しかし、ここでまた悩ましいことがあるとすれば、いわゆる半額返し(1/2)と、1/3返し、結局どちらが良いのか?ということなのでは?こちらに関しては、結婚祝いをくださった方との関係性によっても変わってまいりますので、さっそくチェックしていきましょう!
1:職場関係者など距離が遠い方は半額返しが基本!
ご自身の職場の上司をはじめとする、職場関係の方から3万円の結婚祝いをいただいた場合、内祝いは半額返しでお返しするのが基本です。自分との距離が遠く、失礼があっては困る相手なので、出来る限りフォーマルなお返しを心掛けることをおすすめします!
注意ポイントは、例えば職場の同僚などから連名で結婚祝いをいただいた場合です。もし連名での結婚祝いをいただいた場合は、お祝いの金額を人数で割り、その半額ほどの金額をそれぞれに内祝いとしてお渡しすると良いですよ◎
しかし、職場によってはこの結婚祝いや内祝いに関しても独自のルールを設けている可能性があります。会社によっては「内祝いは不要」としている場合などもあるので、もし心配な場合は、気軽に話せる先輩社員や既婚者の先輩社員に相談してみるのもひとつの方法ですよ。
2:親戚には両方のパターンが想定されます
内祝いの予算に一番頭を抱える相手、と言えば、実は親戚だったりします。一般的に親戚からの結婚祝いは高額になる傾向があるため、その場合は1/3返しで良いと言われています。しかし、この3万円という金額を高額と捉えるかは、結構人によりけりなところがあったりもします。
また、親戚に関しても親戚間で「双方内祝いは不要」など、各家庭ならではのローカルルールがある可能性もありますので、心配であればご両親に確認しておくと安心ですよ!とは言え、一口に親戚と言っても身近な親戚から遠い親戚までさまざまなので、どうするか悩んだ場合は、失礼のない半額返しで対応しておくと無難です◎
3:友人は1/3返しを検討しても大丈夫!
最後に友人に内祝いをお渡しする場合、1/3返しを検討しても問題はありません!特に気心知れた間柄であれば、カジュアルに10,000円程度の内祝いをお渡ししても喜ばれるはずです◎
しかし、過去にご自身が3万円の結婚祝いを贈り、相手から半額返しで内祝いをいただいた場合は、この金額に揃えた方がベター!内祝いの予算を考える際は、自分が相手にしてもらった対応と同等の対応をしておくとおおむねマナー違反にはなりません。
結婚内祝いを贈る際のマナーは?