「子どもを結婚式に連れていくけれど、どんな服装がマナーに合っているのか分からない…」そんなお悩みはありませんか?
大人のフォーマルはなんとなく分かっても、子ども用となると正解が見えにくいもの。しかも成長が早い分、サイズ感や着心地も気になりますよね。
本記事では、年齢や季節に合わせたおすすめの服装やマナー、NG例まで、ママパパ目線でやさしく解説します。
年齢別|子どもにおすすめの結婚式服装
子どもの年齢によって、フォーマルの取り入れ方も少しずつ変わってきます。ここではベビーから小学生まで、それぞれに合った服装のポイントをご紹介します。
ベビー(0〜1歳)の場合
赤ちゃんには「着心地のよさ」が最優先。フォーマル風のロンパースやベビードレスなど、見た目と快適さを両立したアイテムがおすすめです。
色はパステルカラーやベージュ、ライトグレーなど落ち着いたトーンが人気。おむつ替えや授乳のしやすさも重視して、上下が分かれているタイプやスナップ付きのものを選びましょう。
幼児(2〜6歳)の場合
この年齢の子どもには、動きやすさと清潔感が大切。男の子ならシャツ+ハーフパンツ+ベストやジャケット。女の子ならワンピースやチュールドレスが人気です。
色はネイビーやグレー、アイボリーなどが好印象。サイズが少し大きめでも違和感が出ないよう、試着は必須です。
小学生以上の子どもの場合

だんだんと大人びた印象になる年齢。男子は本格的なスーツスタイル、女子はシンプルで上品なワンピースやボレロ付きドレスがおすすめ◎。
この年代からは「本人が気に入っているかどうか」もポイントになります。あらかじめ選ぶ過程に参加させてあげると、当日もご機嫌でいてくれるはずです。
季節別|春夏秋冬で選ぶ子どもの結婚式コーディネート
結婚式の服装は、季節感に合っているかどうかも大切なポイントです。春や秋は寒暖差、夏は暑さ、冬は防寒対策など、季節ごとの気候に合わせたコーディネートが求められます。
ここでは、各季節にふさわしい素材や色、快適さとフォーマルさを両立させる工夫を具体的にご紹介します。
春・秋の服装のポイント
春と秋は気温の変化が激しいため、重ね着ができるスタイルが理想的です。カーディガンやボレロ、ベストなどを取り入れて、脱ぎ着で調節できるようにしておきましょう。
色合いも淡めや落ち着いたトーンを選ぶと季節感が出て素敵です。また、タイツや靴下など足元で体温調節をするのも良いでしょう。
夏の服装で気をつけたいこと
夏は暑さ対策がポイントになります。なるべく通気性のよい綿素材やリネン風の生地を選びましょう。
ただし、ノースリーブや露出の多いスタイルはNGの場合もあるため、会場の格式に応じて薄手の羽織りものを用意しておくと安心です。
冬の防寒とマナーを両立する工夫
寒さ対策としては、タイツや厚手のジャケット、ファー付きのケープなどが人気です。ただし、モコモコしすぎるとフォーマル感が損なわれるので、色や素材で「上品さ」をキープするのがポイントです。
また、会場内は暖房が効いて暖かいため、アウターの下は動きやすい服装にしておくと良いでしょう。
気をつけたい結婚式マナーとNGな服装
「可愛い」だけでは通用しないのが、結婚式の服装マナー。結婚式のマナーやお祝いの場では避けた方が良いデザイン、色をわかりやすく解説します。服選びの判断に迷ったときはぜひ参考にしてみてください。
カジュアルすぎる服は避けよう
子どもがフォーマルな装いを嫌がったとしても、Tシャツやジーンズ、パーカーなどの普段着感が強いアイテムはなるべく避けましょう。
男の子は襟付きシャツ+スラックス、女の子はフォーマル感のあるワンピースを基準に選ぶのが安心です。
キャラクター柄や派手すぎる色はNG
アニメキャラのプリントや、蛍光色やラメなどは、式場の雰囲気には合いません。お祝いの場にふさわしい、落ち着いた色味やデザインの服を選びましょう。
ただし、淡いトーンでプリントされたものやワンポイントならOK。お気に入りのキャラクターと一緒なら、挙式中も落ち着いて過ごせるかもしれません。
小物や髪型についてもチェック