結婚の意思表示として贈られる婚約指輪は、ダイヤモンドの輝きが美しく、多くの女性が婚約指輪に対して憧れを抱いています。
しかし近年では、婚約指輪を贈らなかったり婚約指輪の代わりに違う代物を贈ったりする人が増えています。
そんな勢いからか、国内における離婚率も上昇中!今回は「婚約指輪をもらわないと離婚率が上がる」と噂されている件に対して、
詳しく調べてみたいと思います。
そもそも「婚約指輪」とは?
婚約指輪の歴史は古代ギリシャから始まり、男性が女性にプロポーズをする際に「決意の証」として贈られたものです。
婚約指輪には「永遠の愛」「潔白」という意味を持つダイヤモンドが用いられることが多く、婚約指輪を受け取った女性には、今後一切「ほかの男性と関係を持たない」という誓いが立てられるのだそう。
日本で婚約指輪が普及し始めたのは高度成長期以降のことで、世界的な歴史と比べるとまだまだ歴史が浅い印象を受けます。
婚約指輪の相場価格は?
日本における婚約指輪の相場価格は30〜40万円といわれていて、ほとんどがダイヤモンドをあしらった華やかなデザインです。
よく「婚約指輪は給料の3ヶ月分」などといわれますが、実際には給料の約1ヶ月分といったところ。
そして、一昔前までは「特別な日にだけ着用する」という婚約指輪ですが、欧米の流れを受けてか、近年では「日常使いをする」「結婚指輪と重ね付けをする」という女性も増えてきていますよ。
婚約指輪をもらえないと離婚率が上がるって本当?
結婚の意思表示の証として男性から女性に贈られる婚約指輪ですが、結婚指輪をもらわなかった・贈らなかったカップルの離婚率が、婚約指輪をもらった・贈ったというカップルよりも高いということをご存知でしょうか?
リクルートブライダルが行なった「総研夫婦関係調査2011」によると、離婚経験のある人の特徴として「婚約指輪をもらっていない・贈らなかった」「挙式や披露宴を行わなかった」という共通点があると発表されています。
参考:http://www.recruit-mp.co.jp/news/library/pdf/20110606_01.pdf#search=%27夫婦関係調査2011がリクルートブライダル総研%27
「婚約指輪が離婚率につながるなんて…」とにわかに信じられませんが、これは明らかな事実なんです!
その証拠に、さまざまなメディアでも「婚約指輪なしだとその後の結婚生活に影響を及ぼす」といわれているほど。
では、なぜ婚約指輪の有無が離婚率につながってしまうのでしょうか?次の章で詳しくご紹介したいと思います。
なぜ離婚率が上がるの?