婚約指輪がないとなぜ離婚率が上がるの?
愛する2人が晴れて夫婦となった日…きっとその瞬間は感動で言葉にも表しきれない幸福感で満たされていることでしょう。
しかしそこから始まる結婚生活とは「楽しい」「幸せ」「愛がいっぱい」という優しいものではなく、育った環境が異なる2人が家族として定着するためにさまざまな試練が課せられるもの。
・食の好みが違う
・洗濯物のたたみ方が不満
・育児や教育に関する考え方の違い
・金銭トラブル
・嫁姑問題
・ときに異性面の問題も
愛に溢れた家庭でも、時間が経つにつれて多くの問題や衝突が発生してきてしまうものです。
衝突をいかに丸く収めることができるのか、そして衝突を一つのきっかけとして、より深い夫婦の絆に変えていくことができるのか。
これこそが真の夫婦として求められていることであり、試練に立ち向かっていけない場合は残念ながら「離婚」という結末を迎えてしまいやすい傾向があります。
では、どのようにしてその試練に立ち向かっていくことができるのでしょうか?
その答えが先ほどご紹介した「婚約指輪」や「挙式や披露宴」につながっていくと考えられます。
例えば、もう別れたくなるくらいの喧嘩をしたとしましょう。
そんなときに、彼からもらった「ダイヤモンド輝く婚約指輪」を眺めてみると、なんだか付き合っていた頃の気持ちを取り戻すことができそうな気がしてきませんか?
もしくは「挙式や披露宴の写真を見返す」ことで初心の気持ちが蘇り、仲違いをしていた夫婦でも「もう一度頑張ってみよう!」と思える気力を養えたりするものです。
これこそが「婚約指輪がないと離婚率が上がる」といわれている理由の一つといえるのではないでしょうか。
長い夫婦生活の中にはトラブルが付きものですが、婚約指輪を見て離婚を踏みとどまったという人も存在しています。
それに、婚約指輪を贈る男性というのは「イベントごとを大切にする」人が多く、長い結婚生活の中でもイベント事を通して愛情や感謝の気持ちを伝えることができているもの。
そんな男性の優しさやマメさを知っている女性は、よほどのことがない限り離婚には踏み込まないはずです。
みんなは婚約指輪、もらっているの?
「婚約指輪の有無が離婚率につながる」とご紹介しましたが、実際にどのくらいの割合の人が婚約指輪をもらっているのでしょうか?
「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」によると、婚約指輪をもらった人は全体の約77%。逆に婚約指輪がなかった人の割合は23%という結果に!
参考:https://souken.zexy.net/data/trend2017/XY_MT17_report_06shutoken.pdf#search=%27ゼクシィ結婚トレンド調査2017%27
10人に7人は婚約指輪をもらっているという調査結果が出ましたが、中には「指輪よりも時計が欲しい」「ネックレスがいい」などと、指輪以外の婚約記念品を贈るケースも少数派ではありますが確認できました。
半数以上の人がもらっている婚約指輪ですが、女性の中にはアクセサリーに興味がなかったりほかのことにお金を使いたいと考えたりしている人もいるようです。
これは本音?嘘?