社会との関わりが減り孤独を感じてしまう
また、退社によるデメリットは金銭面だけではありません。
会社を辞めたあと、社会とのつながりが隔たれることで
孤独を感じてしまう人もいます。
「なにをすればいいかわからない」というような気持ちになってしまうと
「やっぱり仕事をしていた方がよかった」と後悔することもあるかもしれません。
また、パートナー意外と話す機会がなくなったり、友人も働いていてなかなか会えないと、
一人で家にいると孤独を感じやすくなります。
家族をサポートすることも立派な仕事なのですが、
なんとなく社会から取り残されたような…そんな気分になりやすくなります。
再就職が難しい
今までキャリアを積み上げてきた人でも、寿退社でブランクがあると、
再就職に苦労する場合もあるようです。
特に産後すぐに再就職を目指す場合は、「小さい子供がいる」ということが、
採用条件としてマイナスに働くとの意見もあります。
「急な休みが多くなるのでは」と考えられてしまうのかもしれないです。
また反対に、子どもが大きくなってから就職をしようと考えたときに、
ブランクの期間が長ければ長いほど再就職は難しくなります。
家事や育児の協力が得にくい
パートナーが働いている状況で仕事を辞めてしまうと、
「お金を稼ぐのは夫(妻)」「家事をするのは妻(夫)」
という役割分担が明確になり、
家事の協力が得づらくなるケースが多くなります。
そのため家事を手伝ってもらいたいと思っても、
なかなか協力してもらえないかもしれません。
夫婦だけの生活では、まだ問題ないかもしれませんが、
子どもが生まれると片方が1人で家事も担う「ワンオペ育児」になりやすく、
もう一方の協力を得られないと体力的にも精神的にも辛くなります。
寿退社をする際は将来的な家事・子育ての分担について、
あらかじめパートナーと相談しておくのをおすすめします。
寿退社を円滑に進める際のポイント