結婚新生活支援事業とは?
結婚生活支援事業とは、内閣府が地域少子化対策の一環として実施する制度のこと。結婚を希望する人が結婚を希望する年齢で結婚を叶えられるよう環境を整えるための国策のひとつなんです!
なお、助成金は国からの支援ですが、実際に申請する際の窓口は各自治体となります。令和3年度時点で対象になっている自治体は全部で538市区町村ですが、実は神戸市も対象自治体のひとつ◎
ここからは、神戸市における結婚生活支援事業について見てまいりましょう^^
実は手厚い神戸市の新婚補助♡
「地域少子化対策」を目的に取り入れられた結婚生活支援事業。そのため、人口100万人都市でこの制度を導入しているのは、全国で神戸市だけなんです!
そのため、結婚を機に神戸に住む方は、実はとってもラッキーなんです!ですので、ご縁があって神戸市に住むことになった方は、ぜひご自身が支給対象かを調べ、支給対象であれば申請されることをおすすめします◎
あなたは対象?気になる条件をcheck!
とても魅力的な結婚新生活支援事業ですが、残念ながら全ての新婚さんが対象になるわけではございません。
では、どのような条件を満たせば支給対象になるのでしょうか?その条件についてご説明いたします!
気になる補助金の金額は?
神戸市結婚新生活支援事業の補助金は最大30万円!
しかし、この30万円は何に使っても良いというわけではないので注意が必要です。
補助の対象となるのは、新居の住居費(賃料1ヵ月分、敷金、礼金、共益費1ヵ月分、仲介手数料、取得費)他、引っ越し業者への支払いに要した引っ越し費用のみが対象となります。
また、令和3年1月1日以降に支払った費用に限りますので、ご注意くださいね◎
令和3年度支給条件
令和3年1月1日以降に婚姻届を提出・受理されたカップルのうち、同じく令和3年1月1日以降に夫婦共に新居に住み替えた場合。
また婚姻時における年齢が39歳以下、かつ夫婦の令和2年の年間所得を合算した金額が520万円未満であること。
気を付けたいポイントはここ!
世帯所得が520万円未満だと、共働き世帯の場合、「当てはまらない!」と思われることが多いのですが、世帯所得と世帯年収とでは計算方法が異なります。
一般的には「年収>所得」です。会社員か自営業かでも異なりますが、世帯所得520万円を世帯年収に置き換えるとおおよそ世帯年収800万円程度になります!
この点が勘違いしやすいポイントでもありますので、うっかり申請漏れがないように気を付けてくださいね!「もしかすると対象かも?」と思った場合は、まずは気軽にお問い合わせされることをおすすめします^^
受付期間は?
令和3年度の申請受付は、令和3年6月1日~令和4年3月上旬ごろまで。令和3年分はもう今からでは間に合いませんが、次回令和4年分は例年通りでいくと令和4年6月1日より募集が開始されますので、令和4年に入籍予定がある方はお見逃しなく!
主に世帯所得を中心に毎年少しずつ条件に違いがあるようですので、今年以降にご結婚を予定されている方は、都度神戸市のHPにて最新の条件を確認するようにお願いします。
また神戸市結婚新生活支援事業の補助金は期間に関係なく「申請件数が神戸市の予算額に達成した時点」で受付が終了します。そのため、対象者が申請すれば100%もらえるお金ではない…ということを覚えておいてください!
結婚新生活支援事業の申請方法
結婚新生活支援事業の申請を行うためには、最大12種類の書類を各所で取り寄せ、準備を行う必要があります。
少し気合のいる作業ですので、時間には余裕を持って取り組んでくださいね♡
神戸市役所のHPからダウンロードする書類
1:補助金交付申請書
2:補助対象用件チェックシート
3:必要書類確認兼送付書
本籍地の自治体等で取得する書類
4:婚姻届受理証明書または婚姻後の戸籍謄本
神戸市内の区役所等で取得する書類
5:新婚世帯全員の住民票
令和3年1月1日時点に住民票登録のあった自治体で発行
6:世帯所得がわかる市民税・県民税所得証明書
このほかにも、市民税・県民税特別徴収税額の通知書や、市民税・県民税納税通知書の写しでも構いません。必ず夫婦2名分が必要になります。
不動産会社で取得する書類
7:入居対象となる住居に関する書類
8:新居の住居費や引っ越しの領収証など費用確認書類
結婚新生活支援事業の申請を行うには、何にいくら掛かったのか分かる証明書が必要になります。特に領収証などは捨ててしまわないように気を付けてくださいね!
会社に発行してもらう書類
9:住宅手当について分かる書類
お給料明細など、会社からの住宅手当有無や金額が分かる書類が必要になります!
対象者はこちらも必要に!
10:離職をして申請期間に無職の場合は、離職証明書類
11:奨学金を返済している場合、返済額が分かる書類
12:昭和56年5月以前の住居に入居する場合は、新耐震基準に適合していることを証明する書類
書類が揃ったら?手続きはどうするの?
上記、必要書類が揃ったら、神戸市役所の窓口まで郵送しましょう。神戸市内の各区役所では受付を行っていないのでご注意くださいね!
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