ドラマの世界の再現?「源氏物語ミュージアム」
宇治市には、源氏物語ミュージアムという公立博物館があります。
源氏物語の幻の写本と言われれる「大沢本」の展示は、全54帖が揃っており、まひろが書いた物語をリアルに感じることができるんです。
牛車や衣装の展示、御簾の向こうで女性が囲碁をしている展示などは、まるでドラマの中から抜け出してきたようです。
実際に御簾を通しての景色を見られるのが、個人的なおすすめスポットでもあります。
まひろや登場人物が、どんな景色を見ていたのか。
とても、実感できて嬉しくなってしまいますよね。
また、源氏物語をテーマにした香りの展示では、登場人物たちの香りに思いを馳せることもできます。
源氏物語や、平安時代の人々の生活を知ることで、よりドラマに没入感が生まれそう◎
京都府宇治市宇治東内45-26
TEL:0774-39-9300
公式サイト:「源氏物語ミュージアム」
源氏物語に登場「野宮神社」
伊勢神宮にお仕えする斎王が、伊勢に行く前に身を清められたところ。
野宮神社は、源氏物語にも登場する由緒ある神社です。
光源氏に思いを寄せる六条の御息所が、伊勢に向かうと決意したところで、引き留めようと訪れる光源氏との切ない一幕。
源氏物語の中でも名シーン、そして印象深い登場人物である六条の御息所は、「光る君へ」でもとある役柄のヒントになっているんです。
それは、瀧内公美さん演じる源明子なんですよ。
父親を追い落とされた源明子は、藤原兼家に恨みを持っています。
無表情に、呪詛の計画を口にする姿は、戦慄するような恐ろしいものでした。
六条の御息所も、作中で無意識にとは言え葵の上を呪い殺してしまいます。
こういった、物語のオマージュも、「光る君へ」の魅力ですね。
話題沸騰の「あの人」をお祀りする神社とは?