格差のある相手との結婚が難しい理由
格差のある方との結婚が難しい理由は何があるのでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います。
上下関係が生じてしまう
家族であれ友人であれ、人間関係における格差は劣等感や優越感を刺激し、
意図せずとも、知らず知らずのうちに上下関係が生じてしまう場合が多いです。
格差婚という名前の通り何かしらの「差」があるため、
少なからず意識せずにはいられないでしょう。
特に上の立場にある方が威張っていたり、
または下の立場にある方が卑屈になっていたりすれば、
夫婦間の亀裂に直結します。
また、高収入だからとパートナーに対して無理な要求を押し付けたり、
逆に収入が少ないからと必要以上にパートナーの世話を焼いたりしてしまえば、
対等な夫婦関係が崩れてしまいます。
劣等感を感じる場面が出てくる
差のない同じレベルの相手との結婚ならば
感じることはないかもしれませんが、
毎日すぐ近くで輝くパートナーを見ていると、
自分の不完全さが浮き彫りになります。
自分の欠点に気が付くと、日々自分自身の粗探しをするようになり、
いつの間にか「自分はダメな人間なんだ」と強い劣等感が生まれることもあるでしょう。
一度生まれた自己嫌悪は、パートナーとの夫婦関係が続く限り解消されないと考え、
結婚生活に疑問を抱くようになるでしょう。
価値観の相違が起こりやすい
住んでいる世界が違うと、共通認識が少なくなり
お互いの言動が理解できない場面が増えます。
言葉遣いや生活態度、マナーやモラルの違いなど、
育ちの良し悪しで「お箸の持ち方」に対する考えは異なりますし、
学歴の違いで「子供に対する教育方針」に対する意見が食い違います。
そのため、お互いが今まで培ってきた思想を捨てるか、
パートナーに折れてもらうかなど難しい選択を迫られることが多く、
夫婦生活はストレスだらけになるでしょう。
言葉遣いが普通の人と、そうでない人が一緒にやっていけるのかというと、
やはり「使う言語体系」に大きな違いがあると、
受け入れることは難しいと思います。
他にも、食べるときに音を出すことに無頓着な人とそうでない人、
目上の人に敬語を使える人と使えない人、すぐにキレる人とそうでない人、
借りたお金を返す人とそうでない人、人の陰口を言う人とそうでない人、
そういう品性の違いはどうしようもなく耐えられなくなる点だと思います。
働く環境が違う、知識量が違う、育ってきた環境が違う、
どんなふうにでも当てはまる相違ですが格差婚ともなれば、
その差はかなり大きいです。
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