昭和22年の開館以来、多くの新郎新婦の門出に寄り添ってきた明治記念館。
そして令和の時代を迎えた今、二世代・三世代で人生の大切な瞬間をご用命頂くことも増え、23万組目のご夫婦が誕生しました。
三世代にわたり明治記念館で結婚式をされたお客様
昭和43年10月7日挙式 歩惟様の祖父母様の記念写真
平成7年11月25日挙式 歩惟様の親御様の披露宴
令和6年11月30日挙式 鶴見創吾様・歩惟様ご夫妻
昭和から平成、令和にかけて明治記念館で結婚式を行ったお客様。
時代とともに挙式スタイルや演出などは変われども、「日本の結婚式」の本質は大切に受け継がれてきました。
ご結婚23万組にかける明治記念館の想い
明治記念館(東京都港区元⾚坂2-2-23)は、戦後間もない昭和22(1947)年に家族の出発から日本再建を支えるという社会的使命をもって、明治神宮の結婚式場として開館しました。以来、神前挙式(神前式)や披露宴を行うご新郎ご新婦の門出に常に寄り添い続けてきました。
そしてこの度、明治記念館が運営するフォレストテラス明治神宮・桃林荘(東京都渋谷区代々木神園町1-1)とともに、令和7年6月14日(土)に23万組ご夫婦誕生の記念の日を迎えました。
明治記念館が大切にしてきた結婚式への想いの根底には、明治神宮の御祭神である明治天皇の“国民の幸福と繁栄を強く願う大御心”があります。明治天皇は、明治23年10月30日に教育勅語を発布されました。
勅語には、日本人が祖先から受け継いできた豊かな感性と美徳が表されており、その中には「縁あって結ばれた夫婦は、いつも仲むつまじく、互いに助け合い、協力し合うことが大切である」という人生の指針が簡潔に述べられています。 明治記念館はこれからも、この想いを大切に守り続けてまいります。
開館から78年、多くのご家族に寄り添いながら、二世代、三世代にわたるご利用をいただいてきました。これからも変わることなく、新たに誕生するご夫婦の幸せな門出を心を込めてご奉仕し、人生の大切な瞬間を支える存在であり続けられるように努めてまいります。
23万組記念品贈呈の様子
23万組を祝して、当日挙式を執り行ったご新郎ご新婦に記念品を贈呈し、おふたりの門出と、明治記念館の記念をともに分かち合わせて頂きました。
現在は、日本人のみならず、多くの外国人の方々が明治神宮・明治記念館で神前挙式・披露宴を行うほか、1割を超えるご新郎ご新婦がドレスで挙式を挙げられるなど、結婚式のあり方も多様化してきました。
挙式スタイルの変化など、時代の変遷がありながら、それでもなお明治神宮の神前挙式が国内外のお客様から選ばれる理由を、私たちは美しい「日本の結婚式」の本質が変わることなく、未来永劫引き継がれていくものだからだと考えています。
東京都指定有形文化財(建造物)に指定された、明治記念館本館の人気の披露宴会場「金鶏」はもちろんのこと、洋装も映える、明治神宮の境内に位置するフォレストテラス明治神宮の「森のバンケット」。同じく境内にある東京都選定歴史的建造物にも選ばれた、150年以上もの歴史を誇る純日本家屋「桃林荘」など、多様なニーズに応える披露宴会場を有する明治記念館。
どのような時代になろうともその変化に呼応しつつ、明治記念館が開館以来、大切にしてきた結婚式場としてのアイデンティティは、後世に引き継がれ、社会的使命として残り続けます。それこそが、明治記念館ブランドとしての本質だと、私たちは考えています。
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