②子育てグリーン住宅支援事業
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、環境省が力を注いでいる「子育てグリーン住宅支援事業」。
物価高騰の影響を受けやすい「子育て世帯」や、「若者夫婦世帯」が、環境にやさしい省エネ性能の高い注文住宅を新築する場合や、分譲住宅を購入する際、または省エネリフォーム工事を行った場合に、費用の一部を国がサポートしてくれる制度です◎
新築 or 分譲住宅購入時の条件と補助金額
2025年に省エネ住宅を新築した世帯に対し、以下の補助金を交付しています。
【GX志向型住宅とは】
地球温暖化対策として新たに導入された住宅基準「グリーントランスフォーメーション（GX）」のこと。断熱性が高く、省エネ機器を搭載し、さらに太陽光発電システムなどを搭載していて、住宅で使うエネルギーを自給自足できる家を指します。
【長期優良住宅とは】
国が定めた耐震性や省エネ性などの条件をクリアし、長期間にわたって安心・安全・快適に住み続けられる家のこと。
【ZEH水準住宅とは】
太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入し、「断熱等級5以上」かつ「一次エネルギー消費量等級６」に適合する住宅。
※長期優良住宅とZEH水準住宅の補助金の対象者は、「18歳未満の子を有する世帯（子育て世帯）」または、「夫婦のいずれかが39歳以下の世帯（若者夫婦世帯）」となります。
リフォームする場合の条件と補助金額
対象の省エネリフォーム工事をした場合は、最大60万円の補助を活用できます。
【必須工事】
・窓やドアなど開口部の断熱性能を向上させる改修
・躯体の断熱性を高める改修
・エコ住宅設備の導入
【任意の工事】
・子育てしやすい住環境を整えるための改修
・バリアフリー化を目的とした改修
・空気清浄や換気機能を備えたエアコンの設置
(※任意の工事は、必須工事と一緒に施工した場合に補助対象となります)
③給湯省エネ事業
出典：photo AC
正式名は、「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」。
家庭の省エネの促進を目的に、省エネ性能の高い給湯器を設置するときに費用を補助してくれる事業です。
エコキュート(ヒートポンプ給湯機)、ハイブリット給湯機、エネファーム(家庭用燃料電池)の導入費用を一部補助してくれます。
条件・補助金額
ヒートポンプ給湯機・ハイブリッド給湯機・家庭用燃料電池のいずれかを導入する場合、1台あたり6〜20万円までを補助。
続いて、三重県の補助金をご紹介！
