長野県の結婚式の風習
ここからは長野県の結婚式での風習をお伝えします。
姑のみやげ
松本市など中信地域に伝わる風習で、旦那さんのお母さんからお嫁さんに向けて贈り物をするものです。
昔は反物を贈り、花嫁がそれで着物を仕立てていたそうですが現代では現金やパールのネックレスを贈ります。
万歳三唱
長野県民はなぜかやたらと万歳をしたがります。学校の式典や、運動会、社会に出てからの忘年会などでもとにかく万歳をします。
それは結婚式も例外ではありません。来賓の方が万歳の音頭をとり、会場全体で万歳をします。この時の新郎新婦と両家は一礼して万歳が終わるのを待ちます。
それが終わると、新婦の父が感謝の証として、万歳返礼をします。
場に応じて万歳の意味は変わってきますが、結婚式での万歳はめでたさとこの幸せが続くようにと願いが込められているそうですよ。
あとふき
あとふきとは披露宴後に行われる新郎新婦とその両家で行う慰労会です。
昔はどちらかの実家で行ってご馳走を振る舞っていたそうですが、現在では料亭などで行われることが多いです。
あとふきを行うことで、さらに両家の絆が深まるとされていたそうですよ。
まとめ
今回は長野県での結婚準備・風習を紹介いたしました。結婚式は全国各地で風習が違うので、他の県から長野県に来る方には戸惑うことばかりだと思います。
この記事が少しでもお役にたてたら幸いです。