新潟県の代表的な方言と例文
ここでは、新潟県の代表的な方言を意味、例文とともにご紹介します！
なじらね
■「どうですか？」といった意味
例）今日の天気予報はなじらね（今日の天気予報はどうですか？）
新潟県内の広い地域でよく使われている代表的な方言です＊
「どうだ？」と軽いニュアンスで「〜なじら？」「〜なじだ？」と使うケースもあります◎
例）ケガの具合はなじら？（ケガの具合はどうだ？）
ばか
■「とても」「すごく」といった意味
例）新潟県のお米はばかうまい！（新潟県のお米はとてもうまい！）
「ばっか」「ばーか」など、「ば」と「か」の間にアクセントを置くと意味がより強調されます。
例）あなたの車はばっかカッコ良いね！（あなたの車はすっごくカッコ良いね！）
「ばか」というと、普通ならば悪い意味の「馬鹿」を思い浮かべるかもしれませんが、新潟県の方言として使う「ばか」は褒め言葉で良い意味が込められているのがポイントです！
かんべ
■「ごめんね」といった意味
「ありがとう」といった意味合いで使用されることもあります◎
例）待たせてかんべ！（待たせてごめんね！）・拾ってくれてかんべね〜（拾ってくれてありがとうね〜）
そろっと・よろっと
■「そろそろ」といった意味
例）そろっと帰ろうか（そろそろ帰ろうか）／よろっとお湯が沸く（そろそろお湯が沸く）
よっぱら
■「飽き飽き」といった意味
例）同じものばっかり食べていたらよっぱらになるて（同じものばっかり食べていたら飽き飽きするよ）
びちゃる・ぶちゃる
■「捨てる」といった意味
例）あとでこの書類をびっちゃっておいて（あとでこの書類を捨てておいて）
地域によっては「ぶちゃる」といいます✳︎
はじける
■「落ち着きがない」「でしゃばる」「お節介を焼く」といった意味
例）子どもがはじけて大変（子どもがでしゃばって大変）／大人の真似をして子どもがはじけたがる（大人の真似をして子どもがお節介を焼きたがる）
げっぽ
■「ビリ」「最下位」といった意味
例）マラソン大会でげっぽになっちゃった（マラソン大会で最下位になっちゃった）
いちがいこき
■「頑固者」「強情っ張り」といった意味
例）本当、あの人はいちがいこきだよね！（本当、あの人は強情っ張りだよね！）
しねばいいのに
■「しなければ良いのに」といった意味
例）無駄遣いなんてしねばいいのに（無駄遣いなんてしなければ良いのに）
他県の方にとってはなじみのない言葉なので、意味を知らずに聞いてしまうと最初は驚いてしまうかもしれませんね…。
意味を事前に知っておけば、言葉のイメージも変わるでしょう＊
新潟県のかわいい方言と例文
ここでは、新潟県のかわいい方言を意味、例文とともにご紹介します♡*
いとしげ
■「愛おしい」「可愛らしい」といった意味
例）あの子いとしげだな〜（あの子可愛らしいな〜）
「おめさんのことが1番いとしげだ（あなたのことが1番好きだ）」というように、告白フレーズとしても使用できるかわいい方言の1つです✴︎
こちょばっこい
■「くすぐったい」といった意味
例）髪の毛を触られるとこちょばっこいなぁ（髪の毛を触られるとくすぐったいなぁ）
じょんのび
■「ゆったり」「のんびり」といった意味
例）じょんのびしていきなせ！（のんびりしていってね！）／温泉に浸かってじょんのびしたいな（温泉に浸かってゆったりしたいな）
新潟県には「ゆったりとくつろいでくださいね」という意味を込めて名付けられた温泉施設「じょんのび館」や「じょんのび村」があります◎
そのため、方言として会話で利用するのはもちろんですが、施設名としても新潟県内に広く伝わっている言葉です。
さいごに♡
