【妊娠初期】妊娠〜妊娠発覚(〜15週)に行う検査♡
ここからは具体的な検査についてご説明していきます。
妊娠の段階によって、行う検査は異なるため、だいたいのスケジュールを把握しておくと安心ですよね♪
まずは妊娠初期について。
この期間は、妊娠前の最終生理開始日から数えて、15週目までをさします。つまり1ヶ月〜4ヶ月を妊娠初期と呼びます。
妊娠検査薬は生理予定日から1週間以降
「生理が遅れている」「なんとなく熱っぽい」「つわりのような気持ち悪さが続いている」
そんなマイナートラブルを感じたら、まずは妊娠検査薬をドラックストアで買って、使用するでしょう。
妊娠検査薬を使うタイミングは「生理予定日から1週間以降」ならOK。
病院での検査は保険適応外でお高くなりますので、一度自分で妊娠検査薬を使用してから病院に受診することが一般的です。
病院での検査は生理予定日から2週間以降
病院での検査は、生理予定日から2週間以降(つまり、最終生理開始日から数えて5週目、6週目あたり)がおすすめです。
この頃になると、赤ちゃんの心拍が確認できるようになり、妊娠判定が出しやすくなります。
受診が早すぎると赤ちゃんの心拍が確認できる段階ではなく、もう一度通院することになったり、遅すぎると母体と赤ちゃんに異常があったときの対応も遅くなってしまうので、なるべく、生理予定日から2週間〜3週間の間には通院できると良いでしょう♪
初診時に行う検査は基本的に
・尿検査
・経膣エコーでの超音波検査 が主流です。
経膣超音波検査とは、超音波を送受信する細い探査機を膣内に入れ、それによって画像を見る手法です。
この探査機は2センチほどですので、安心して検査を受けてくださいね♡
初診以降の妊婦健診は4週間に1度
妊娠が発覚したあとは、妊婦健診として基本的な健診を行なっていきます。
・経腹エコー
・体重測定や腹囲、子宮底長の測定
・子宮頸がん検査(一度のみ)
・性器クラミジア(一度のみ)
の検査が一般的ですが、通院する病院や先生、または母体と赤ちゃんの状態によって少しずつ内容は違う場合もあります。
着心地の良い楽な格好で、リラックスしながら検査を受けましょう♪
トキソプラズマ抗体検査を行うなら4~12週がベスト
この時期に受けられる検査として、「トキソプラズマ抗体検査」があります。
トキソプラズマ症といって、寄生虫が体内に入ることで起こる感染症があります。
これは健康な人であれば、8割は無症状で問題なく免疫獲得をできる感染症なのですが、妊婦さんがかかると赤ちゃんが「先天性トキソプラズマ症」になることがあります。
そのため、この段階で自分が免疫を獲得しているかを知るために「トキソプラズマ抗体検査」を行い、免疫がない場合には対策をしていくと、発症のリスクをぐんと下げることができるのです。
免疫がない場合には
・生物、生肉は食べない
・野菜はよく洗ってから食べる
・ガーデニングや土いじりをしたときにはきちんと手を洗う
・ペット(とくに猫ちゃん)のお世話は家族にお願いする
など、衛生管理をすることで予防できますよ♪
ただし、妊婦さんでトキソプラズマに感染する人は約0.13%と極めて低く、そのなかで赤ちゃんも感染する場合は約10〜15%と言われているため、あまり過敏になりすぎなくても大丈夫◎ 気になる場合は検査を行い、基本的な予防を心がけていきましょう!
妊娠中期に行う検査って?