みなさま、こんにちは。
DRESSY編集部です!
日本では、結婚と入籍をイコールの言葉として使われがちですが、実は法律上、結婚と入籍は全く別物であることをご存知でしょうか?普段何気なく使っている言葉だけあり、「知らなかった!」という方も意外と多くいらっしゃることと思います。
入籍と結婚の意味が曖昧で混乱してしまっている人のために、まずは結婚と入籍の言葉が持つ意味の違いをご紹介していきます◎
入籍=結婚は誤り!
日本では、「結婚」と「入籍」がよく似た場面で使う言葉であることから、意味が混在し、イコールの言葉として使われることが多いですよね。
ただし、本来の意味の「結婚」と「入籍」は、法律上まったく違うことを指しているんです!
簡単に言うと、入籍は入籍届を書いて行う民法上の手続きであり、婚姻届を用いて行う手続きとは異なります。また、「結婚」は夫婦になることを意味する言葉なので、婚姻届を出したタイミングで「結婚した」ということになります。
詳しくそれぞれの違いをみていきましょう!
そもそも「結婚」とは?
そもそも【結婚】とは、婚姻届を提出することで法律的に夫婦になることを言います。一般的には、まだ一度も結婚をしたことが無い人は、親の戸籍に入っていることがほとんど!そんなふたりが結婚をすることで、親の戸籍から抜け、新しくふたりの戸籍を作ります。
そのため、婚姻届を記入する際は、結婚後にどちらの姓を名乗るのか?また、新しい本籍地はどこにするのか?などを決め、役所に婚姻届を提出する必要があります。
提出後は無事婚姻届が受理された段階でおふたりは晴れて法律的に夫婦となり、【結婚】したことになります。
では「入籍」ってなに?
一方で【入籍】とは、その名の通りあらかじめ存在する戸籍に新たに入ることを指しています。なので、入籍が持つ本来の意味を考えると、おふたりで新しい戸籍を作る結婚は、正確に言うと入籍ではないんです!
この場合ですと、例えばどちらかが離婚経験を持つなど理由があって自分の戸籍を作っている時、パートナーの戸籍を自分の戸籍に入れることになります。
ほかにも、未婚のうちから親の戸籍を出て、自分を筆頭者にした戸籍を作っている人と結婚した場合も、入籍という扱いになりますので覚えておいてくださいね◎
気になる結婚関連用語をチェック!
ほかにもおふたりが結婚をする際によく聞く言葉が【婚姻】あるいは【婚約】では?ひとつずつ言葉の意味をお伝えすると、婚姻とは法律婚のことを言い、民法上の結婚を意味する言葉です。そのため、婚姻と結婚はほとんど同じ意味だと考え、使っても問題ありません。
一方で婚約は、その名の通り「結婚を約束すること」を意味する言葉となっています!婚約については法律的な手続きはなく、口約束であっても婚約とみなされます。男性が愛する女性にプロポーズをし、女性がそのプロポーズを受けた時点で婚約は成立していると考えていただくと良いかと思います◎
婚姻届と入籍届の違い!