Wedding, Hostel, Cycle, Cafe, Bar
結婚式をする、眠る、交流する、コーヒーを飲む、そして旅に出る。
2017年にオープンした結婚式場FOLK FOLK(三重県伊勢市)は、
結婚式の付加価値の拡充・観光宿泊業への新しい提案として、
宿泊施設を同館内にオープン*
夏と冬のブライダル業界の閑散期、
伊勢は観光で賑わうピークを迎えます。
結婚式場ならではのホスピタリティ溢れる付帯設備と
スタッフの面々で、旅人をおもてなしする施策。
Wedding,Coffee,Hostel,Barの複合サービスで、
地元民と世界中の旅人を繋ぐハコが8月1日に完成します*
「泊まれる結婚式場」の価値とは?
結婚式はもちろん、
食や音楽を中心とした文化的な時間も過ごせうる中、
さらに睡眠ができる。
そのような場所がFOLK FOLKの新たな在り方として位置づけられた。
何かを付加することで結婚式が増えたり、
人々の流れが大きくなるのであれば−。
そう考えたとき、迷わず宿泊機能を選んだ。
そして今まで通り、ウェディングで留まる事なく、
世界中の旅人が集まる場所を目指します。
宿泊スタイルは「木製のカプセルホテル型」の仕様になっている。
睡眠空間に対して余計なものを削ぎ落と して、
必要なものだけを整える。
そうすることで空間に落ち着きが生まれ、
訪れる人の頭がリセットされると考えた。
熊野ヒノキを使用したベッドをオーダーで作り、
三重県の自然の素晴らしさを伝えながらリラックス出来る空間を目指した。
ホワイエには、カフェ&バー機能が備わったカウンターが設けられ、
このフロアは婚礼時には待合室として使用される
広々とした空間となっており、落ち着いた雰囲気に。
オープン後はそこで朝食をとったり、
夜は地元民と旅人の交流する酒場となる。
シンプルな空間ながらも、
ここで過ごす人々が時間ごとに多様なシーンを感じられることを考えました。
今回の宿泊機能を持たせるという新しいプロジェクトは、
リニューアルというよりも、
既存のウェ ディングの付加価値を高める「更新作業」として位置づけており、
その付加価値に沿って、遠方のゲストも参列しやすくなり、
遅い時間のパーティも気兼ねなく楽しみ、
1組でも多くのウェ ディング が生まれることを願いながら進められています。
それに加え、内宮と外宮を結ぶ御幸道路のハブ役として、
観光客の寛ぎの場所として拠点となるのです。
無料駐車場が25台あり、レンタサイクル事業も。
既存の顧客だけではなく、
国境を越えて様々な人々が集う場所を目指し、
ウェディングで培ったホスピタリティでお出迎えし、
素泊まりだけでは終わらない、
それ以上の 価値を提供するハコが完成。
FOLK FOLK
Weddingでは新郎新婦を結び
Coffee&Bakesでは新しいカルチャーを発信し
Hostel&Cycleでは観光客と伊勢を繋ぐ
人々と人々が混ざり合う、
何かが生まれそうな予感がするハコ。
三重県に、伊勢に、新しい風が吹く予感。