ペナン島の丘の上にそびえる優美な寺院群
今回ご紹介する極楽寺(Kek Lok Si Temple)は丘の上にそびえる、ペナン島の歴史と深い関わりのある、必須の観光スポットです♩
此方の寺院は、古くペナン島に渡った華人の実業家と僧侶によって建設されました。
ペナン島はシンガポール建国前、アジアとヨーロッパ、中東をつなぐ交易の主要な港町となり、かつてはアラブ、イギリスを始めとするヨーロッパ、と中国やアジアの商人で賑わう島でした。それにより、様々な国の文化を島の至る所で垣間見る事ができます。
極楽寺の敷地総面積は約12万㎡にも及び、マレーシア国内でも最大の寺院となります。
象徴的な形をした塔のパゴダは、下層が中国式の八角形の塔、中層がタイ式、上層がビルマ式を取り入れた独特のデザインをしています。
極楽寺(Kek Lok Si Temple)は18世紀後半のペナンの英国領時代に避暑地として開拓されたペナンヒルの麓にあり、丘の上にあることから塔の上に立って見下ろすと、海の近くに聳える街の様子を見下ろす事が出来ます。
塔の上から見下ろすペナンの街の光景は、忘れられない旅のひと時となる事でしょう。
寺院への入場料は無料ですが、塔の上や観音像へ向かうロープウェイ等が有料となります。
ジョージタウンの中心部からはGrab、タクシー等で30分程、バスで45分程でアクセスする事ができます。
車での来訪者の為の無料駐車場も備えています。
Kek Lok Si Temple, Jln Balik Pulau, 11500 Air Itam, Penang, Malaysia
営業時間 8:30〜17:30(不定休)
Kek Lok Si Temple 極楽寺の歴史