Kek Lok Si Temple 極楽寺の歴史
極楽寺はジョージタウンにある観音亭・廣福宮の住職であった妙蓮法師(Beow Lean)によって開祖されました。
妙蓮法師は中国の福州にある亀山法堂の修復の寄附を募る為、
1885年にペナンに渡りますが、その後ジョージタウンにある観音亭の住職となります。
観音亭には当初、ペナン島での航海や漁業の成功を祈願し、道教の海の女神である媽祖を祀っていましたが、開祖後、観音菩薩を祀った事から、観音亭と呼ばれるようになりました。
妙蓮法師が観音亭の住職となった暫くの後、ジョージタウン郊外にある広大な丘が、仏教の僧院を建てるのにふさわしい風水を持っていることを発見。
その丘が鶴が羽を広げたような形をしていることから「フオックサン(鶴の丘)」と名付け、
仏教徒の修行場となる寺院を建てることを決意します。
客家系の実業家達が彼を支援し、1983年についに極楽寺の建築を開始します。
1904年に第1期の工事を完成させ、清の光緒帝から極楽寺のために7万巻の経典や石碑を贈られました。
それでは極楽寺の内部をご紹介していきます!