遺伝カウンセリングの活用も◎
ご自身が着床前診断や出生前診断の対象となった際に、悩むべきことのひとつに「本当に検査を受けるべきなのか」といったことが挙げられるかと思います。
悩んだ際は、自分や家族だけで決めようとするのではなく、しかるべき第三者に一度相談するのもおすすめ。今は幸いにも「遺伝カウンセリング」という病院でのカウンセリングもありますので、こちらを活用するのも良いでしょう◎
遺伝カウンセリングとは?
遺伝カウンセリングとは、遺伝と病気の関係、遺伝病の説明など、必要な情報を丁寧に説明していただくことで、自分またご家族で遺伝について充分に理解し、気持ちや考えを整理する場でもあります。そして今後どのような生活をしていくのか?着床前診断や出生前診断を受けるのか?などを本人の意思で決めていけるようにサポートしてくれる場でもあります。
自分あるいはパートナーはもちろん、将来産まれてくる子どもに遺伝病があるかも!?と思った時に冷静で居られる人はそう多くはないと思っています。どちらかと言うと人生を悲観してしまう人の方が多いでしょう。だからこそ、こういった遺伝カウンセリングなどを活用し、一旦思考を整理することも大切だと思います。
着床前診断と出生前診断