美容医療③ピコレーザー

レーザー治療のひとつであるピコレーザーとは、非常に短い時間(ピコ秒=1兆分の1秒)の早さでレーザーを肌に照射する治療法のことを言います。
メラニン色素など、肌悩みの原因となる部位を非常に細かく粉砕することで美肌を目指すピコレーザーですが、照射時間が短い分、肌への熱ダメージを最小限に留められるのも魅力です。
ピコレーザーはこんな悩みにおすすめ
●しみやそばかすの改善
●肝斑の治療
●タトゥーやアートメイクの除去
●毛穴の改善
●肌のリジュネーション
●ニキビ跡の改善
他のレーザー治療と比較しても安全性が高いことで知られているピコレーザーですが、治療を受ける人の肌の状態や治療の強度により、一時的に赤みや腫れ、かさぶた、色素沈着などの副作用が現れることもあります。
通常は1~2週間程度で収まりますので、その間は入念な紫外線対策と保湿ケアで肌を守りましょう◎なお、刺激の強いスキンケアは肌に負担をかけることになるので、できるだけ優しい処方のスキンケアを使用されることをおすすめします。
ピコレーザーの相場費用と施術頻度
相場金額:1~4万円(1回)
施術頻度:3~4週間(1回)
ピコレーザーにかかる費用は、治療の種類により異なります。また一般的に複数回の治療を必要とするため、2回目以降の金額を少し抑えている美容クリニックも少なくはありません。
ピコレーザーは1回でも理想の肌に近付くことができますが、大きな毛穴が気になる場合は、3~5回程度の施術が必要になります。
美容医療④ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を肌に塗布することで古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促す治療法です。
肌悩みに合わせて施術に使用する薬剤を変えることで、求める効果を確実に得ることができます。一般的に毛穴の改善を目指すのであれば、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を使用します。
ケミカルピーリングはこんな悩みにおすすめ
●毛穴の詰まり改善
●ニキビの改善と予防
●肌のトーンアップ
●小じわやハリの改善
●ニキビ跡や色素沈着の改善
個人差はあるものの施術後は赤みや乾燥、ヒリヒリ感などの症状が現れる場合があります。しかし、これらダウンタイムの症状は軽度であることが多く、通常だと2~3日程度で落ち着きます。
施術を受けたあとは、紫外線対策は保湿ケアが必須。ここを怠ってしまうと、理想の肌から遠ざかってしまう恐れがありますので、気を付けてくださいね。
ケミカルピーリングの相場費用と施術頻度
相場金額:5千~1万5千円(1回)
施術頻度:最初の内は2週間に1回程度の頻度で施術を受け、3ヶ月程度継続します。ある程度継続したあとは、徐々に間隔を空けて、1ヶ月~1ヶ月半に1回程度、施術を受けることが推奨されています。
ダウンタイムの症状が穏やかで、良心的な価格に定評があるケミカルピーリングですが、理想の肌に近付くためには5~10回程度の継続した治療が必要になります。
数ある毛穴治療のなかでも安全性がより高い治療法なので、美容医療初心者の方にもおすすめです。
毛穴レスな美肌を叶える美容医療6選