排卵日を調べる方法
妊娠率を上げるためには、排卵日を狙って性交頻度を上げることが重要であることは分かりました。では、どうやって排卵日を特定するのかについても具体的に紹介します。
不妊治療などを行っている場合は、病院での「タイミング療法」で正しい排卵日を把握することができます。ここではあくまで自己流で妊活を進められているカップルに向けて、病院の指導を受ける以外の方法で排卵日を把握する方法についてお伝えします。
1:基礎体温から予想する
基礎体温を付けている場合、基礎体温の変化から排卵日を予想することができます。通常、妊娠可能かつ健康な女性の基礎体温は14周期で低温期と高温期の二層に分かれます。
基礎体温グラフでは、低温期の終わり頃に急激に体温が下がった日から数えて2~3日目に排卵が起こると言われているので、これをひとつの目安に夫婦でタイミングを取るといいでしょう◎基礎体温について詳しく知りたい方は以下記事もご覧ください◎
2:排卵検査薬を使用する
基礎体温を計測していない女性や基礎体温は付けているもののより精度の高い結果を得たいとお考えの方におすすめなのが市販の排卵検査薬でございます。
排卵検査薬とは排卵日の約1日前を計測するアイテム。陽性が出るとその後1日~遅くとも2日以内には排卵が起こりますので、陽性が出たその日の晩に夫婦でタイミングを取るようにしましょう◎
タイミング法を行う上での注意点
タイミング法を行う上で注意したいポイントのひとつが女性の排卵日はストレスなど些細なことでズレてしまう可能性があるということ。一生懸命、基礎体温や排卵検査薬を使って排卵日を予想しながらタイミングを取ってもなかなか妊娠に至らないという方は一度病院で相談することも視野に入れて◎
実際に筆者の周りでも毎月生理が来るから自分の体調はなんの問題もないと思っていた友人が実は無排卵であることが発覚したケースもあります。このように自分では気付いていないだけで、身体になんらかのトラブルが生じていることも絶対に無いとは言い切れません。身体の中って自分では見えない部分だからこそ「あれ?」と思うことがあれば、早めの受診をおすすめします。
妊活の頻度を考える上での注意点