2023年1月5日、新春恒例の行事であるマグロの初競りが、東京・豊洲市場でおこなわれた。
過去には3億円を超える落札値がついたこともある「一番マグロ」。その注目度は依然として高いが、新型コロナウイルスの影響もあり、近年の落札額は低下傾向にある。
「業界をもっと盛り上げていきたい」
そんな想いで結託したのが大将かきだ、「みこ寿司」を経営する中村一之さん、そして仲卸業者「山治」の連合チームだ。中村さんは「みこ寿司」の経営者でありながら、大将かきだの10年来の友人。「有楽町かきだ」立ち上げの際には、物件や仲卸の紹介とたくさんお世話になっている恩人です、と大将かきだ。
今回、最高値がついたのは212キロの青森・大間産本マグロ。大手が全力で落としにくる「一番マグロ」の落札は、やはり簡単ではなかった。
最終的な落札額は3,604万円。有楽町かきだ連合チームも食らいつき、3,392万円と最後まで競り続けたものの、惜しくも落札できず。都内の鮨店「銀座おのでら」を運営する会社が、場内の仲卸業者「やま幸」と協力し、落札した。
しかし、2番目に狙っていた131kgの本マグロを落札。さらに、「一番ウニ」の落札にも成功した。
- 大将かきだコメント
一番マグロの落札は叶いませんでしたが、おかげさまで立派な大間の本マグロを仕入れることができました。2023年、皆様と一緒に強いスタートを切れるように、この本マグロを使ったイベントを1月8日(日)、1月9日(月)に開催します!
それから、一番マグロの落札はまだ諦めていません。いつか必ず仕入れます。それが僕の夢です。
マグロイベントの詳細はTwitterでも告知予定。初競りの本マグロ、ご期待ください。
[店舗名]有楽町かきだ
[所在地]2023年1月に移転予定。住所非公開(明治神宮前球場付近)
[予約] 現在、新規のご予約は受け付けておりません。
※空席募集をおこなうことがございます。募集は鮨大将かきだTwitterよりお知らせいたしますのでフォローをお願いいたします。鮨大将かきだTwitter:https://twitter.com/KazuhiroKakida
[運営会社]株式会社ユニポテンシャル
[会社HP] https://www.unipo.jp/